ビートルズ(The Beatles)のアルバム『Abbey Road』に収録されている「Sun King」の曲の終盤には、スペイン語などの単語をランダムに並べたフレーズが登場します。その大半に意味はありませんが、その中に登場する「chicka ferdy」には意味があることが
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)によって明らかにされています。
ポールは公式サイトで公開された最新エピソード「You Gave Me The Answer - Slang Words」の中で、
“リバプールで子供たちがよくやっていたことがあって、「fuck off」と言う代わりに、「chicka ferdy!」と言っていたんだ。実際、ビートルズの「Sun King」の歌詞にも出てくる。この曲の中では、僕たちはちょっとしたものをでっち上げていて、みんなジョークに乗っかっていたんだ。誰もそれが何を意味するのか分からないだろうと思っていたし、ほとんどの人が「スペイン語に違いない」とか考えてしまうだろうと思っていたんだ。でも、そこにはちょっとした扇動的な言葉が入っていたんだ”
と話しています。
ジョン・レノンは『Abbey Road』リリース後のインタビューの中で、この曲の歌詞について“「chicka ferdy」はリバプールの言い回しで、何の意味もないんだ。「na-na, na-na-na」みたいなものだ”と話していました。
「Sun King」