サイトLouder Than Warや音楽評論家Bob Mehr(『Trouble Boys: The True Story of the Replacements』ほか)によると、
ジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズ(Johnny Thunders)で活躍したギタリスト/ヴォーカリストの
ウォルター・ルー(Walter Lure)が死去。71歳でした。
LAのクラブ「スターウッド」のFacebookページは「私たちの親友ウォルター・ルー(1949年4月22日〜2020年8月22日)が亡くなりました。ウォルターは2020年7月に肝臓がんと肺がんの診断を受け、急速に転移しました。がんに関連した合併症のため、71歳で家族に囲まれて病院で穏やかに息を引き取りました」と伝えています。
ウォルター・ルーは1949年4月生まれ。
元
ニューヨーク・ドールズ(New York Dolls)の
ジョニー・サンダース(Johnny Thunders)とジェリー・ノーラン、元テレヴィジョンのリチャード・ヘルと共にジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズを結成。間もなくリチャードが脱退し、ビリー・ラスを後任に迎える。バンドはロンドンに渡り、1977年に唯一のオリジナル・アルバム『L.A.M.F.』を発表。セックス・ピストルズとツアーも行う。
その後ジョニーと袂を分かったウォルターはThe Heroes、The Waldosとして活動。またウォルターは
ラモーンズ(Ramones)とも親交が深く、ラモーンズの3枚のアルバムに参加した。The Waldosの94年アルバム『RENT PARTY』にはハノイロックスの
マイケル・モンロー(Michael Monroe)がゲスト参加している。