クインシー・ジョーンズのオンライン・ピアノ・レッスンで学んだ7000人以上参加　世界最大のヴァーチャル・ピアノ・リサイタルが話題に

クインシー・ジョーンズ（Quincy Jones）が共同設立したオンライン・ピアノ・レッスン・サービスで学んだ生徒たち、52ヵ国7000人以上が参加した世界最大のヴァーチャル・ピアノ・リサイタルが話題に。

クインシーは新型コロナウイルスのパンデミックの最中の2か月前、大手出版社のハル・レオナルドと協力してオンライン・ピアノ・レッスン・サービス「Playground Sessions」を設立。ここでは、多くのアーティストがカヴァーしているシークレット・ガーデンの「You Raise Me Up」の演奏方法を老若男女に教える30日間の無料コースを提供しました。

ここで学んだ生徒たちは、ヴァーチャル・ピアノ・リサイタルのために、自分たちが演奏しているビデオをアップロードして協力。世界52ヵ国から7000人以上が参加しています。

こうして完成した世界最大のヴァーチャル・ピアノ・リサイタル映像についてクインシーは

「“You Raise Me Up”のリサイタルに参加してくれた世界中の素晴らしいミュージシャンの皆さんに感謝したい。私が感じている同じくらいの喜びをあなたにもたらしたことを願っています」

「このグローバルなコラボレーションを見た人は皆、その美しさと音楽の力に触発されて、私たちを一つにまとめてくれることでしょう」

とコメントしています。

また「Playground Sessions」の創設者兼CEOであるクリス・ヴァンスは

「世界中から多くの参加者を集めたグローバルビデオのリリースは、音楽がいかにロックダウンの壁を乗り越え、世界中の人々を繋げたかを示しています」

「驚いたのは、ピアノを初めて弾く人が多く、中には一度も音を鳴らしたことのない人もいました。人は意味があれば、何かに取り組みたいと思うものです」

「私の願いは人々が隔離から何かポジティブなものを得ること。一生もののピアノを学ぶよりいいことはない」

とコメントしています