1960年代を駆け抜けた現役時代の
ビートルズ(The Beatles)。ムック本『MUSIC LIFE 1960年代のビートルズ』がシンコー・ミュージックから7月9日発売。
『MUSIC LIFE 1970年代ビートルズ物語』『ML ザ・ビートルズ 1980年代の蘇生』『ML 1990年代のビートルズ』といった“ディケイド”シリーズの第4弾。
今回は最も重要な1960年代のビートルズ現役時代の活動にスポットを当て、新しい視点=武道館公演後の日本におけるビートルズ、タイムリーな話題=ビートルズ解散考、初心者にまず押さえてほしい歴史=ビートルズ重大事件200という3つの視点で描きます。
■シンコー・ミュージック・ムック
『MUSIC LIFE 1960年代のビートルズ』
フロム・ビー 編/B5判/144頁/本体価格1,500円+税/7月9日発売
ISBN:978-4-401-64940-2
<予定内容>
[PART 1]武道館後、日本のビートルズ 文/広田寛治
・日本でのビートルズ受容史を紐解く鍵は星加ルミ子と『ミュージック・ライフ』
・1966年7月〜12月:日本公演の余韻が続くなか、初の解散騒動に揺れる
・1967年:サウンド革命が浸透するなか、衛星中継で広く注目を浴びる
・1968年:新しいビートルズ文化が流入するなか、1万人のファンが再び武道館を埋める
・1969年:日本の政治状況にも寄り添い、愛と平和のメッセージを送る
・1970年:「レット・イット・ビー」が大ヒット。ビートルズ文化模索の旅が始まる
[PART 2]ビートルズ解散考
・解散論1「50年前に見えていたビートルズ解散の景色」文/広田寛治
・解散論2「音楽的要因から考えるビートルズ解散」文/野咲良
・解散論3「メンバーにとって解散はいつだったのか」文/山川真理
・時代の証言:星加ルミ子/川原伸司/伊藤銀次/杉真理/島泰子/横倉絹枝/伊豆田洋之 /ピーター・ホンマ/黒田敦子/井元真美/小川修身/松田ようこ
・ビートルズは解散の時期に何を着ていたのか 文/吉野由樹
[PART 3] 1960年代の重大事件200と年譜
・1960年:ビートルズ誕生とハンブルク武者修行
・1961年:キャバーンを拠点にリバプールの頂点に
・1962年:リンゴの加入とレコード・デビュー
・1963年:イギリス制覇とビートルマニア現象
・1964年:ビートルズ旋風はアメリカそして世界へ
・1965年:世界のアイドルとしての栄光と苦悩
・1966年:レコーディング革命と日本公演、ツアーの終焉
・1967年:サイケデリック時代と愛のメッセージ
・1968年:アップルの夢と真っ白なアルバム
・1969年:屋上コンサートと『アビイ・ロード』
・1970年:ビートルズ解散と『レット・イット・ビー』
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