ニール・ヤング(Neil Young)は、米コロラド州の自宅で撮影した「Fireside Sessions」シリーズの第4弾を公開。彼の妻で女優のダリル・ハンナが撮影したアコースティック・パフォーマンス映像約37分。ライヴ演奏は1999年以来となる「Good to See You」、ライヴ初演奏となる「Through My Sails」など、ライヴ演奏は稀な楽曲も含まれています。映像は、ニールのサイトNeil Young Archivesで公開されています。
■「Fireside Sessions」シリーズ
https://neilyoungarchives.com/movie-nightニール・ヤングはまた、以前より発売を予告していた1975年の未発表アルバム『Homegrown』を6月19日にリリースすると発表。リリース元はWarner。
アルバムは全12曲を収録。1974年〜75年にレコーディング。当初は1975年にリリースする予定でしたが、45年前にお蔵入りにされ、これまで発表されていない、長く失われていた幻のアルバムです。
当時恋人であった女優のキャリー・スノッドグレスとの難しい関係を扱ったという本作は、その内容が“プライベートすぎる”という理由でに日の目を見なかったとニールは以前に話していました。
ニールはまた、このアルバムを“『Harvest』と『Comes a Time』の間にある、知られていない架け橋”と以前に評し、「失われた愛と探究心に満ちたレコード...何十年も隠されていたレコード...あまりに個人的で、当時の新鮮さをさらけ出すのは難しい...」と付け加えています。
Neil Young Archivesによると、『Homegrown』のマスターテープは損傷がひどく、デジタル・ツールを使用しなければ無理だと告げられたものの、ニールはこれに同意せず、その後、苦労してアナログ盤のマスターを細心の注意をはらって復元させたという。
■「Fireside Sessions」Setlist
One of These Days
Good to See You
Through My Sails
Daddy Went Walking
After the Gold Rush
Mother Earth
Distant Camera
Are You Ready for the Country
■『Homegrown』
1. Separate Ways
2. Try
3. Mexico
4. Love Is A Rose
5. Homegrown
6. Florida
7. Kansas
8. We Don't Smoke It No More
9. White Line
10. Vacancy
11. Little Wing
12. Star of Bethlehem