レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「Stairway to Heaven(邦題:天国への階段)」のオープニングのギター部分が盗作だとして訴えられた裁判で、サンフランシスコの第9巡回区控訴裁判所は3月9日、盗作には当たらないと判断した2016年の連邦地裁の評決を支持すると発表、レッド・ツェッペリンが長年にわたる著作権侵害訴訟で再び勝訴しています。
この裁判は、ロサンゼルスのバンド、スピリット(Spirit)のギタリスト、故ランディ・カリフォルニア(本名:ランディ・ウルフ)の遺産に関する相続代理人が、「Stairway to Heaven」のオープニングのギター部分は、スピリットの楽曲「Taurus」(1968年作)を盗作したと主張し、2014年に著作権侵害で訴えています。
レッド・ツェッペリンとスピリットは、「Taurus」が書かれた後に一緒にライヴを行っており、代理人はジミー・ペイジがトーラスの生演奏を聴いた後に「Stairway to Heaven」のリフを書いたと述べ、この2曲はコード進行が似ていると主張しています。