米プログレッシブロック・バンドの
カンサス(Kansas)が4年ぶりの新アルバム『The Absence of Presence』を海外で6月26日発売。
スタジオ・アルバムのリリースは、16年ぶりの新作として2016年に発表された『The Prelude Implicit』以来。2018年に加わったキーボード奏者トム・ブリスリンが参加する最初のスタジオ・アルバムです。
新作は前作に引き続き、メンバーである3人、ギタリストのザック・リビ、創設メンバーのフィル・イハートとリチャード・ウィリアムスがプロデュースを担当。レコーディングは米ジョージア州ストックブリッジのリール・スタジオで行われています。
フィル・イハートは米ビルボード誌に、“新たな血”がビンテージな70年代カンサスと並んで新たなアルバムを作ったと語っています。
「この作品はカンサスに聴こえる」「ザックは『The Prelude Implicit』とこのアルバムの大半を書き、今回はトム・ブリスリンが彼の曲をいくつか追加してくれて、彼のキーボードの腕前がバンドをオリジナル・サウンドにさらに押し上げてくれている。これは決して簡単なことではない。まず曲の素材が必要だし、それを歌えるシンガーがいなければならない、カンサス・タイプの歌詞も必要だ。20年、40年、50年もこのバンドにいる他の4人はニヤニヤしながら言っている、“これはすごい!”とね」