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ビートルズ「抱きしめたい」特集 NHK『しりすぎてるうた』12月29日放送

2019/12/22 17:40掲載
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NHK『しりすぎてるうた 抱きしめたいのすべて』
NHK『しりすぎてるうた 抱きしめたいのすべて』
毎回1本の番組でたった1曲のことだけを考える、NHKの音楽探究番組『しりすぎてるうた』。第9弾で考えるのはビートルズ(The Beatles)の「抱きしめたい(原題:I Want To Hold Your Hand)」。この「抱きしめたい」一曲について、細馬宏通(早稲田大学教授)、安田謙一(音楽評論家)の2人が語り尽くします。またコメントゲストとして、この「抱きしめたい」という日本でのタイトルの名付け親、60年代当時のビートルズのレコード会社のディレクター高嶋弘之も登場します。

■『しりすぎてるうた 抱きしめたいのすべて』
NHK FM 2019年12月29日(日)午後3時00分〜 午後4時00分
NHKラジオ第1 2020年1月3日(金)午後6時00分〜 午後6時50分

<番組紹介>

毎回1本の番組でたった1曲のことだけを考える「しりすぎてるうた」。
アバ「ダンシング・クイーン」、キャロル「ファンキーモンキーベイビー」、渡辺美里「My Revolution」、ワム!「ラスト・クリスマス」、プリンス「パープル・レイン」、デヴィッド・ボウイ「レッツ・ダンス」、チャック・ベリー「ジョニー・B・グッド」、「クイーン『ボヘミアン・ラプソディ』と遠藤賢司『不滅の男』」に続く第9弾!

今回考えるのはビートルズの「抱きしめたい」。
言わずと知れた代表曲。特に彼らが最もアメリカ進出で波に乗っていた時期を象徴することもあって、ひときわ「しりすぎてる」印象の強い曲です。

この「抱きしめたい」一曲について、細馬宏通さん、安田謙一さんの2人が語り尽くします。
作品の成り立ちや背景、歌詞の解釈、メロディと言葉の関係、歌唱と編曲の構造など、分析と蘊蓄と解釈、そして妄想を総動員。
緻密にして豪快な切り口、知性の向こうに「しょーもない」ことを愛してやまないお二人の呑気さな語り口に、笑いながらあっという間に時間が過ぎていくはず!

そして、今回はこの「抱きしめたい」という日本でのタイトルの名付け親、60年代のビートルズのレコード会社でディレクターをされていた高嶋弘之さんから、貴重なコメントもいただきました!

聞けばかならずやその曲の聞こえ方や意味が激変、「知らないこと」「知りたいこと」「知らなくていいこと」が大量に分かる知的音楽探究!


なお、事前に「抱きしめたい」を何度も聞いて「しりすぎてる」状態で、手元に歌詞カードを置いて頂きますと、よりお楽しみ頂けると思います。

<出演者>

●細馬宏通(早稲田大学教授)
会話や日常作業における声と動作の研究を行う一方で、さまざまなメディアに関する論考を行っている。著書に「二つの『この世界の片隅に』」「介護するからだ」、「うたのしくみ」、「ミッキーはなぜ口笛を吹くのか」、「今日の『あまちゃん』から」など。バンド「かえる目」では作詞・作曲、ボーカルを担当。また「かえるさん」として、神戸の「音遊びの会」への参加の他、ミュージシャンとの共演、共作多数。

●安田謙一(音楽評論家)
正式な肩書きは「ロック漫筆家」。CD監修・作詞・DJなども手がける。特異すぎる視点と飄々とした語り口でファンも多い。「ピントがボケる音」「なんとかと なんとかがいた なんとかズ」「神戸、書いてどうなるのか」など、著書も多数。最新の著作は辻井タカヒロとの共著「書をステディー町へレディゴー」。

【コメントゲスト】
●高嶋弘之…音楽プロデューサー、60年代当時のビートルズのレコード会社のディレクター

<楽曲>

「遺憾に存じます」
(歌・演奏)ハナ肇とクレージー・キャッツ
(1分00秒)

「抱きしめたい」
(演奏)寺内タケシとブルージーンズ
(1分50秒)

「I WANT TO HOLD YOUR HAND」
(演奏)ネルソン・リドル楽団
(1分30秒)

「お座敷小唄」
(歌・演奏)和田弘とマヒナスターズ 松尾和子
(1分40秒)

「抱きしめたい」
(歌・演奏)東京ビートルズ
(1分40秒)

「I WANT TO HOLD YOUR HAND」
(歌)松岡 計井子
(2分00秒)

「抱きしめたい」
(歌・演奏)Sparks
(2分00秒)

「抱きしめたい」
(歌・演奏)THE BEATLES
(2分25秒)

番組ページ:
https://www4.nhk.or.jp/P3227/