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ローリング・ストーンズ、ザ・ヴァーヴ「Bitter Sweet Symphony」のソングライティング・クレジットを返還

2019/05/24 09:11掲載
The Verve / Bitter Sweet Symphony
The Verve / Bitter Sweet Symphony
ザ・ヴァーヴ(The Verve)のヒット曲「Bitter Sweet Symphony」では、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)「The Last Time」のオーケストラ・カヴァーをサンプリング使用しています。当時このオーケストラの録音をサンプリングする許可は得ていましたが、同曲の著作者(作詞・作曲者)であるミック・ジャガーとキース・リチャーズからは許諾を得ていませんでした。

同曲が発表された後、ローリング・ストーンズの元マネージャーで、「The Last Time」の著作権を所有していたアブコ社のアラン・クラインは“盗用した”としてフロトマンのリチャード・アシュクロフト(Richard Ashcroft)を告訴。アシュクロフトが「Bitter Sweet Symphony」のアイデアや歌詞、メロディを創作し、またサンプリングされた部分はアレンジャーのデイビット・ウィタカーによって書かれたものであるにもかかわらず、この訴訟によって、ミック・ジャガー(Mick Jagger)キース・リチャーズ(Keith Richards)が同曲のソングライティングのクレジットを獲得し、この曲の100%のロイヤルティを得ています。

それから20年以上。英BBCやアシュクロフトのプレスリリースによると、ミック・ジャガーとキース・リチャーズが「Bitter Sweet Symphony」のソングライティング・クレジットと音楽出版権をアシュクロフトに無条件で返還することに同意しています。これは、今年初めにアシュクロフトのマネージャたちが「Bitter Sweet Symphony」についての権利を放棄するようにミック・ジャガーとキース・リチャーズに直接訴えたことが実現につながったようです。これにより、今後は「Bitter Sweet Symphony」のロイヤルティはアシュクロフトに支払われるようになるとプレスリリースは説明しています