世界的な指揮者で、映画音楽の作曲家やジャズ・ピアニストとしても活躍した
アンドレ・プレヴィン(Andre Previn)が2月28日、米ニューヨークのマンハッタンにある自宅で死去。89歳でした。
アンドレ・プレヴィンは1929年ドイツ・ベルリン生まれ。ナチス・ドイツ政権の迫害を逃れて家族と共にアメリカへと渡り、1943年に米国籍を取得。
若くしてジャズ・ピアニストとして頭角を現す。またハリウッドで映画音楽の作曲や編曲を手掛け、オードリー・ヘプバーン主演のミュージカル映画『マイ・フェア・レディ』などでアカデミー賞を4度受賞。
指揮者として、ロンドン交響楽団やロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団など、世界各国のオーケストラを指揮。2009〜12年にはNHK交響楽団の首席客演指揮者も務めた。