2014年にリリースされ、The New York Times、Pitchfork、T: The New York Times Style Magazine、Relix、Under The Radarをはじめ、数々の有名媒体で高く評価された『レンジ・オブ・ライト』に続く待望のサード・アルバム『ハンドレッド・エイカーズ』は間違いなく、キャリーのキャリアの中で最も強く成熟した楽曲で構成された、地に足がついた自信作と呼べるだろう。その根本は、人生において本当に必要なものがなにかを訴える詩的な論文としてのアルバム、持ちこたえる力を重んじる、驚くほどに実利的なアート・プロジェクトといえる。キャリーは自身とリスナーに、よりシンプルな暮らしへの回帰における、実現不可能に近い理想に近づくために、周囲の人々を愛し、個々の傷を癒すことを課題として提示している。
01 Rose Petals 02 Hideout 03 Yellowstone 04 True North 05 Emery 06 Hundred Acres 07 More I See 08 Fool’s Gold 09 Have You Stopped To Notice 10 Meadow Song