
あしたのジョー展 (c)高森朝雄・ちばてつや/講談社
高森朝雄(梶原一騎)原作による、ちばてつや『あしたのジョー』の連載開始から2018年で50周年を迎えたのを記念して、4月28日(土)から東京ソラマチで<あしたのジョー展>が開催されます。同展では、著者が選ぶシーンの貴重な原画の数々や、懐かしのアニメ&新作アニメ『メガロボクス』の資料まで一挙公開されます。
●高森城さん メッセージ
(A・Tプロダクツ代表取締役、故 高森朝雄長男)
おそらく、10年たっても20年たってもジョーは古くは感じないと思いますよ。いつの時代にも、新しいドラマとして迎えられるのではないかと思います。
?父・梶原一騎(高森朝雄)はこう言っています。
本展覧会の開催にあたって、改めてジョーを読み返しましたが、何度読み返してもいつも新鮮な感覚を伴って魅了されます。むしろ、一つ一つのシーンでジョーや力石、葉子がその時々に持っている感情が、鮮明にそして強烈に訴えかけてくることに驚きを感じます。
50年経った今、皆さんが大事にしてくださったジョーを、改めて新鮮に感じていただけたらと思いますし、本展で初めて知る方には古い漫画としてではなく新しいドラマとしてご覧いただけたらと思います。
●ちばてつや先生 メッセージ
主人公はもちろん、その周りで関わるすべての登場人物にも、それぞれの大事な人生がある。いつもそんな気持ちでどの作品にも向き合ってきました。
展覧会では、高森城さんとボクが厳選した場面の原画を展示するコーナーがあるのですが、その中でボクが選んだ場面に、下町で暮らす人々を俯瞰で描いたシーンを入れたのは、そんな気持ちからです。彼らの貧しいけれども温もりのある存在が、梶原さんとボクとのやり取りに潤いを与え、この物語が、半世紀にもわたって皆さんに読み継いでもらえているとしたら、こんなに嬉しいことはありません。
<開催概要>
会期:2018年4月28日(土)〜5月6日(日)※会期中無休
時間:午前10時〜午後6時(入場は閉場の30分前まで)
会場:東京ソラマチR?5F スペース634
主催:講談社、読売新聞社、トムス・エンタテインメント
協賛:サミー、大日本印刷
協力:A・Tプロダクツ、ちばてつやプロダクション
<チケット>
2月中旬チケット情報公開予定!
[料金]
一般・大学生:1200円(1000円)
高校・中学生:800円(600円)
小学生以下 :無料
※かっこ内は前売料金
詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://joe-50th.com/exhibition/