HOME > ニュース >

『恐竜大戦争アイゼンボーグ』のドキュメンタリー『帰ってきたアイゼンボーグ』 日本語版が初公開

2017/12/31 03:36掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
『帰ってきたアイゼンボーグ』 (C)円谷プロ
『帰ってきたアイゼンボーグ』 (C)円谷プロ
中東地域で現在も人気が高い『恐竜大戦争アイゼンボーグ』のドキュメンタリー『帰ってきたアイゼンボーグ』が12月に中東地域でTV放送。日本語版がYouTube円谷プロ公式チャンネル「ウルトラチャンネル」で配信されています。日本語版は今回が初公開。

今年で放送40年を迎えた『恐竜大戦争アイゼンボーグ』。サウジアラビア皇太子の政策である「Saudi Vision 2030」の下、現地からの強い要望と協力により今回のドキュメンタリー・プロジェクトが実現しています。

ドキュメンタリー『帰ってきたアイゼンボーグ』は関係者やファンのインタビューに加え、「当時を再現」をコンセプトに現存するプロップを可能な限り活用し、田口清隆監督と当時のスタッフの手によって新たに制作された特撮映像も見どころです。

*本インタビューは2016年に撮影されたものです。



以下はアラビア語版

●『恐竜大戦争アイゼンボーグ』

【解説】
円谷プロの新機軸の“恐竜シリーズ”第2弾として企画された本作はドラマパートはアニメで描かれ特撮パートは実写にて撮影されるという「立体アニメ」という手法を採用、前シリーズ作「ボーンフリー」とは違い本作では恐竜が人間を襲うという設定に変更されていた。物語は当初は善と愛の兄妹愛等を軸にシリアスな展開を見せたが、中盤以降は巨大ヒーローのアイゼンボーの登場、敵が恐竜軍団から恐竜を操っていた怪獣軍団へと変遷、物語に厚みが加わった。また、コミカルな側面の話も加わり硬軟織り交ぜた作品として、完成度を上げていった。

【ストーリー】
地球内部には空洞が有り、そこには恐竜達が棲んでいた。しかも高等知能を持ち、身体も巨大化していた。そしてその中のティラノザウルス“帝王ウルル”の命令のもと人類を滅ぼし地上を征服すべく侵攻を始めた。対恐竜プロジェクト「D戦隊」のリーダー格の立花善と立花愛兄妹は過去の事故でサイボーグ手術を受けていた。ピンチが迫った時に善と愛は腕をクロス=アイゼンクロスさせることにより、パーフェクトサイボーグに変身する。と同時に2人が乗る恐竜戦闘車アイゼン1号も変形し翼のローリングカッターやアイゼンクロスカッター等の強力な攻撃力を持った「アイゼンボーグ号」になり、恐竜軍団の攻撃を駆逐、地球の平和を守るために戦う。

【放送期間】1977年10月―1978年6月東京12チャンネル(現:テレビ東京)系列にて放送

(C)円谷プロ