『鉄男』をはじめ塚本晋也監督のほぼ全ての作品の音楽を担当した、音楽家/メタルパーカッショニストの石川忠が12月21日に死去。石川忠が音楽を担当した映画『野火』のFacebookページで明らかにされています。51歳でした。
以下、映画『野火』のFacebookページより
「鉄男」から「野火」まで、ぼくのほとんど全部の作品の音楽を担当してくださった石川忠さんが亡くなりました。今お別れをしてまいりました。(塚本晋也)
去る2017年12月21日、音楽家、メタルパーカッショニスト 石川忠(享年51歳)が他界しました。
葬儀は親族のご希望により、近親者のみで執り行われました。
かねてより闘病中で入退院を繰り返していましたが、2018年に向けて新たな音楽活動を準備していた矢先のことでした。
石川忠 プロフィール
1966年 神奈川県生まれ
インディーズ・シーンで高い評価を受けたメタルパーカッション・ユニット“ツァイトリッヒ・ベルゲルター”の中心メンバーとして活躍。
88年、塚本晋也監督と出会い『鉄男』の音楽を担当。国内外から高い評価を得る。
93年にメタルパーカッション・ユニット“DER EISENROST”を結成。
塚本晋也監督作品『鉄男』、『鉄男II/BODY
HAMMER』、『東京フィスト』、『バレット・バレエ』、『双生児』、『六月の蛇』、『ヴィタール』、『玉虫』、『ヘイズ/HAZE-オリジナル・ロング・バージョン』、『悪夢探偵』、『悪夢探偵2』『鉄男・THE
BULLET MAN』、『野火』などの音楽を担当し、塚本作品を形作る重要なファクターとなっている。
『双生児』ではシッチェス・カタロニア国際映画祭音楽賞受賞。
その他『極道戦国志 不動』(96/三池崇史監督)『DEAD OR ALLIVE2 逃亡者』(00/三池崇史監督)等で音楽を担当した。