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地球から12.4光年離れた惑星に向けて音楽を送信するプロジェクトが進行中 <Sonar Festival>25周年企画

2017/11/22 15:58掲載
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Sónar Calling GJ273b
Sónar Calling GJ273b
地球から12.4光年離れた惑星に向けて音楽を送信するプロジェクトが進行中。バルセロナのフェスティバル<Sonar Festival>が25周年を記念した企画の一環として行っています。

人間が居住可能かもしれない太陽系外惑星と通信する史上初の試みと謳われている、このプロジェクト<Sónar Calling GJ273b>。送信先に選ばれたのはルイテン星とも呼ばれるGJ 237b。地球上で25年以内に応答を受信できる可能性があることから選ばれています。音楽の信号の送信はノルウェーにあるEISCAT科学協会のアンテナを使って2回に分けて行われ、すでに第1回目は先月送信、2回目は2018年4月を予定しています。

このプロジェクトに書き下ろし楽曲を提供したのは、Autechre、Alva Noto、Nina Kraviz、Kerri Chandler、Matmos、Laurent Garnier、Fatima Al Qadiri、Soichi Teradaほか33組。<Sonar Festival>では楽曲の一般公募も行なっており、来年4月の送信には一般ユーザーによる作品も送信する予定です。

プロジェクトの映像あり


●<Sónar Calling GJ273b>公式サイト
https://www.sonarcalling.com/