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『ブルース・ロック・アンソロジー[ブリティッシュ編]』刊行記念トーク&サイン会のレポートが到着

2017/11/21 13:45掲載
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ブルース・ロック・アンソロジー[ブリティッシュ編
ブルース・ロック・アンソロジー[ブリティッシュ編
ブリティッシュ・ブルース黄金期を築いた代表的アーティストの足跡を詳細なキャリア解説とディスコグラフィ、当事者の証言で総括した一冊『ブルース・ロック・アンソロジー[ブリティッシュ編]』。10月22日に行われた刊行記念トーク&サイン会のレポートが到着。出演は白谷潔弘(監修)、荒野政寿(CROSSBEAT編集部)。



写真左より(監修)白谷潔弘氏、(編集)荒野政寿

10月22日BIBLIOPHILIC&bookunion新宿にて、「ブルース・ロック・アンソロジー[ブリティッシュ編]」刊行記念イベント トーク&サイン会が開催された。監修の白谷潔弘さんをゲストに迎え、司会進行は本書の編集者、荒野(CROSSBEAT編集部)が担当。

──今日は悪天候の中お見えいただいてありがとうございます。今日はこの「ブルース・ロック・アンソロジー[ブリティッシュ編]」の監修者白谷潔弘さんと、私、編集担当の荒野で進めていきたいと思います、よろしくお願いいたします。早速、1曲景気のいいやつを聴いていただこうかと。曲はなんでしょうか?
白谷潔弘(以下白谷):クリームで「ステッピン・アウト」を。68年1月のBBCセッションズから。
──もっともこの本らしい時期の。
白谷:これがブルース・ロックのイメージに一番近い。
♪「Steppin’ Out」(『BBC Sessions』Cream)
──この選曲のポイントは?
白谷:クリームってかなりダラダラと長い演奏もあるんだけど、これはコンパクトにまとまった中で非常に鋭い演奏が聴けて、メンバーそれぞれのソロもちゃんと入ってる。
──非常に攻撃的な演奏で、若々しくていいですね。今回、この「ブルース・ロック・アンソロジー[ブリティッシュ編]」を作っていただくに当たっての、企画の狙いを教えていただけますか?
白谷:ブルース・ロックというのは確実にブリティッシュ・ロックの中のメインストリームだった時期があったわけですけど、かなり雑多な音楽が入ってるし、そこから広がりもあるから、ブルースだけじゃなくて色んな音楽にちょっとずつはみ出して行った所もあって。それをきちんと拾いたいなと思いました。
──いわゆるブリティッシュ・ロックの大きな流れの出発点であったし。中でも柱になるアーティストが何組かいて、日本でもよくその象徴として名前が挙がる、チキン・シャック、サヴォイ・ブラウン、フリートウッド・マックはこの本の中でも大きめに扱っています。では次はチキン・シャックを聴いてみましょうか。曲は?
白谷:「クライング・ウォント・ヘルプ・ユー・ナウ」
──これはシャックの長い歴史でいうと、どんな時期になるでしょう?
白谷:71年10月の録音で、リーダーのスタン・ウェッブ以外メンバーが全員脱退して、新たに集め直したトリオ編成。スリー・ピースでほとんどハード・ロックをやってます。ドラマーがマインドベンダーズにいたっていうんだけど、ジョン・ボーナムの推薦で入ってますね。
♪「Crying Won't Help You Now」(『Imagination Lady』 Chicken Shack)
──もう、脱ブルースというか音的には新しいハード・ロックですね。
白谷:そうですね。
──もう一方の主役であるサヴォイ・ブラウンですが、こちらは初期の音源ですね。
白谷:サヴォイ・ブラウンも途中からハード・ロック化して、アメリカに渡って成功するんですけど、僕の耳からするとちょっと大味かなっていうところがあって。初期のファースト・アルバムの頃がブルース・バンド然としていて、僕はこのときのマーティン・ストーンっていうギタリストが好きですね。
──じゃあ一番初期の、ブルース・バンド時代のサヴォイ・ブラウンということで、ファースト・アルバムの『シェイク・ダウン』から。
白谷:「ザ・ドアマウス・ライズ・ザ・レイルズ」
♪「The Doormouse Rides The Rails」(『Shake Down』 Savoy Brown Blues Band)
──これはオリジナルのインスト曲になるんですね。
白谷:このアルバムはほぼ全曲カバーなんだけど、唯一のオリジナル曲で、マーティン・ストーンってちょっと奇妙な曲を書くっていう印象だったんです。
──最初のサヴォイ・ブラウンには黒人のメンバーもいて、わりと本格的に黒人のブルース・バンドに近づきたいっていう感じだったんですけど。このマーティン・ストーンだけがちょっとノリが違うというか、そのあとどんどん活動がブルースから逸脱していきますよね。
白谷:モッズ・バンドのアクションの後期に加入して、曲調ががらっと変わって、バンド名もマイティ・ベイビーに変えて。ウエスト・コーストの影響が強い、もうちょっとレイドバックした感じで、これは傑作だと思うんです。プロデューサーがガイ・スティーブンス。そのあとチリ・ウィリー&ザ・レッド・ホット・ペッパーズ、ピンク・フェアリーズ、ジョー・ストラマーの101’ersなんかに参加します。
──いわゆるパンク時代の人脈までずっと行くという、そういうラインの代表みたいな人ですね。で、もうひとつ、ピーター・グリーン関連の音源を紹介したいんですけど、今回ピーター・グリーンと同等にこの本ではボブ・テンチにもページを割きました。その辺り、白谷さんのこだわりが感じられる所なんですけど。
白谷:ボブ・テンチというのは一般的には第二期ジェフ・ベック・グループの黒人シンガーとして知られていますけど、あとはハミングバードですかね。そのボブ・テンチが有名になる前にガスというバンドにいて──これはゴンザレスとかハンソンといったファンキー系のバンドの起点になるバンドで。
──このガスのアルバムにピーター・グリーンがゲストで入っていて。時期的にはピーターの具合が悪くなっている頃ですか?
白谷:70年の発表だからちょっと沈みつつある時期で、フリートウッド・マック自体は脱ブルース・バンドを経てアメリカで売れ始める頃。
──じゃあそのガスのアルバムから。
白谷:「ジュジュ」を。ピーター・グリーンも参加してソロを弾いてます。
──ジュニア・カーのギターも入ってる。
白谷:ジュニア・ハンソン、ジュニア・マーヴィン…、よく名前を変える人で、そのあとキーフ・ハートレー・バンドに行きます。ガスっていうのは雑多な感じのバンドです。ラテンっぽいリズムが入ったり、ヴォイオリンのソロが入ったり。
──当時の先端っぽいロックを混ぜたみたいな感じのサウンド。
♪「Juju」(『Juju』Gass)
──聴いてすぐピーター・グリーンって分かるギターで。
白谷:もうちょっと地味に行くかなとも思ったんだけど。
──ピーター、意外と元気そうじゃないですか。ソロ・アルバムの『エンド・オブ・ザ・ゲーム』みたいなわりとハードなノリですね。
白谷:あれよりはまだずいぶんいいと思うんですけど。
──あれは相当混沌としたアルバムでしたからね。
白谷:この『ジュジュ』のアルバムにはその後ピーター・グリーンのバンドに行くメンバーも何人か入ってます。あとはブライアン・オーガーのバンドに行ったりとか。他に黒人メンバーが何人かいました。
──短命で終わっちゃうんですね、このバンド。
白谷:66年頃から活動はしていて、このアルバムが69年録音で70年に出て、ジェフ・ベック・グループにボブ・テンチが加入して解散という感じですね。
──じゃあそのジュニア・カーつながりでキーフ・ハートレーを。ここからちょっとブルース・ロックの人気ドラマーを二人紹介しようかと。曲は何ですか?
白谷:「ノット・フーリッシュ、ノット・ワイズ」。69年のアルバムでミラー・アンダーソンがギター&ヴォーカルで、ブルース・バンドなんだけどそこにホーン・セクションが入って、これがキーフ・ハートレー・バンドの典型的な音かな。
──ブルース・ロック・バンドがブラス・セクションを入れて録音する流行みたいなものもありました。
♪「Not Foolish, Not Wise(『The Battle Of North West Six』Keef Hartley Band)
──この曲のリード・ヴォーカルは誰でしたっけ?
白谷:ミラー・アンダーソンです、彼が抜けるとジュニア・カーが入って歌って。ソロでは、ジェス・ローデンとか、ロバート・パーマーもちょっと歌っていて。
──錚々たる人たちが出入りしてますね。で、ブリティッシュ・ブルースのドラマーというとジンジャー・ベイカー。
白谷:ジンジャー・ベイカーがクリームのあとに作ったエア・フォースを。ほとんどセッション・バンド的なノリなんだけど何曲かは歌物もあって、元ムーディー・ブルース、元ウイングスのデニー・レインが歌ってます。
──曲は「マン・オブ・コンスタント・ソロウ」のシングル・ヴァージョンで。
白谷:シングルはスタジオ録音、アルバムはライヴ録音でジミー・ミラーがプロデュースを担当してます。ボブ・ディランがやった曲のカバーですね。
♪「Man Of Constant Sorrow」(Sg /Ginger Baker’s Air Force)
──カントリー・ロックですね。
白谷:グラハム・ボンドとか奥さんの黒人シンガーも歌ったりするので、わりとゴスペルっぽい感触もあります。
──エア・フォースってもう少しアフロの方に行きたい気持ちもあるし、こういったフォーク、カントリー・ロックみたいな曲もあるし、狙いが今イチ定まってない感じがして。
白谷:ここから焦点を絞ってって感じだったのかなぁ。
──模索中な時期のエア・フォース。
白谷:まさにそんな感じですね。
──次はギタリストで、なかでも人気のあるロリー・ギャラガーを。今日はテイストのちょっと珍しい音源を持ってきてくださったようで。
白谷:イギリスに渡る前にアイルランドで出したシングルで、ずいぶんブルースからは離れつつある感じ。初期はビート・バンドの末期みたいなスカスカな音で。ロリー・ギャラガーはスリー・ピースのバンドということではリヴァプールのビッグ・スリーに影響を受けたみたいですね。
──ブルースっていうよりは最初はR&Bな感じだったんですね。
白谷:アイルランドにはショー・バンドっていう、万人向けに色んなヒット曲を演奏するスタイルのバンドがあって、ロリー・ギャラガーもそういうバンドをやっていたことがあります。
♪「Born On The Wrong Side Of Time」(Sg /The Taste)
──ロリーですら、ちょっとサイケの病にかかったような(笑)、いかにも60年代後期っぽい音ですね。この曲を収録しているコンピには67年って書いてあるものもあるけれど、シングルのレーベルは68年になってる。途中からの展開に意外性がありますね。
白谷:また盛り上がってくるんですけどね。
──ギターのフレージングとかはもう完全にロリー・ギャラガーですね。
白谷:この曲は69年のポリドールのアルバム『TASTE』で再演するんですけど、こんな元気の良さとは違ってアコースティック・ギターを弾いて、わりと作り込んでいます。
──でも、これは何にインスパイアされたんでしょうね、アイルランドにはいなさそうだし──やっぱり黎明期なんですかね。では次にジェフ・ベック関連を。
白谷:よく話題になる曲なんだけど、マンフレッド・マンのシンガー、ポール・ジョーンズのシングルのB面で出した曲「ザ・ドッグ・プレサイズ」
──これはどういうメンバーなんでしたっけ?
白谷:プロデューサーがピーター・アッシャーで、ジェフ・ベックがギターを弾いて、ベースがヤードバーズのポール・サミュエル=スミス、ドラムスがピーター・アッシャーつながりでポール・マッカートニー。わりとジェフ・ベックの『トゥルース』に近い音が聴けます。
♪「The Dog Presides」(Sg /Paul Jones)
──ビートルズのホワイト・アルバムで聴けるポール・マッカートニー独特のドラムと、ギターはドノヴァンの『バラバジャガ』で聴けるジェフ・ベックの音(笑)。やっぱりポップでサイケの時代の録音って感じですね。ポール・ジョーンズも色々聴いたけど、こういう感じの曲ってあまり多くないでしょ?
白谷:ハーモニカ奏者だから「ソニー・ボーイ・ウィリアムスン」って曲をやってたりとかしたけど、ソロになってからはシンガー然とした作品が多くて。
──60年代のソロ・アルバムには、“真っ黒”っていうのはないですね。で、ここからは変わり種ということで、ブルース・ロック人脈からこんな風になっちゃった──というところを、グラム・ロック周りから行きたいんですけど。まずはT.レックスですが、今日はなぜこれを?
白谷:メンバーを見ると、キーフ・ハートレー・バンドとジェフ・ベック、デヴィッド・ボウイ関連のメンバーが入っていて。キーフ・ハートレー・バンドからはミラー・アンダーソンとキーボードのディノ・ダイネス、リズムセクションはデヴィッド・ボウイのバンドからハービー・フラワーズ、ジェフ・ベックのバンドからトニー・ニューマンがいて。
──ブリティッシュ・ロックの地味なスーパーバンドって感じですけど。じゃあ77年のライヴ録音から「ティーン・ライオット・ストラクチャー」。
♪「Teen Riot Structure」(『Live At The Rainbow』Marc Bolan & T.REX)
──ハービー・フラワーズがこういうストレートな8ビートをやってるのはちょっとヘンな感じで、もはや非常にパンクっぽくなった頃の後期T.レックスの音ですね。
白谷:僕はブルース・バンドを聴いてその流れでこういうのも違和感なく聴いちゃってて、それを追っかけると結構面白かったりもするんです。
──そうですね、その広がりっていう部分で。
白谷:ブルースだけで終わるんじゃなくて。
──パンク、ニュー・ウェイヴの時代でもみんなやっていたということで。次はグラム周辺でもう一つ面白いのがあるので、ミック・ロンソン関連でロノのシングル・オンリーのもの。これはボウイとやる頃?
白谷:ボウイの『世界を売った男』の録音の前かな、ボウイと一時的に別れたとき、トニー・ヴィスコンティのプロデュースでアルバムを作りかけたんだけど、ボウイに呼び戻されてヴァーティゴ・レーベルからシングルだけ出したというものです。
──じゃあ曲は「パワーズ・オブ・ダークネス」
♪「Powers Of Darkness」(Sg /Ronno [Mick Ronson])
──ヘヴィーなリフ・ロックで。
白谷:メンバーがほとんどラッツっていうスパイダース・フロム・マーズの前身になる人たち。シンガーはジギー・スターダストでハーモニカを吹いてる人です。
──本当にシングル1枚で終わりそうな空気を湛えた(笑)、でも非常に勢いのある音で。
白谷:わりとツェッぺリン・タイプですね、これは。
──で、この本の中でも厚めに扱ったバンドの一つとしてヤードバーズがあって、今回白谷さんにジム・マッカーティのインタビューをお願いして──これが2回目でしたっけ。ライヴの直前に対面でヤードバーズとかルネッサンスとか色々話を聞けたんですけど、実施に会ってみた人となりはどうでした?
白谷:いい意味で大物感はない気さくな人で。
──そこで出てくる話が、まさにこれから再発される68年のヤードバーズのライヴ・アルバムのことで、“これから試聴会に行くんだ”って去年の段階から言ってましたね。
白谷:去年の11月の段階でジミー・ペイジが音をレストアしてるというニュースが流れてました。
──この『Live Yardbirds』は発売後に回収された曰くつきのレア盤で、これをちゃんと手直ししてペイジ監修で『Yardbirds '68』として再発する、と。メンバーのサインが入ったデラックス・エディションをペイジの公式サイトで買える──日本からも購入できるらしいんですけど。このアルバムは一番後期のメンバーですね。
白谷:解散する3ヶ月前かな、ツェッペリンで使われるような断片が色々なところに入ってます。
──フレーズは後で再利用されるようなアイデアがたくさん出てくるし。
白谷:でも、このアルバムは臨場感を出すために謎の音がたくさん入っていて。カクテル・グラスが触れ合う音とかを勝手に演奏にかぶせたりしてました。イージーリスニングのプロデューサーとエンジニアが付いたという話で、ジミー・ペイジは録ったときから不満があったらしいんだけど、ペイジのソロになると闘牛場の歓声をかぶせたものだから……。
──そういったメチャクチャな経緯も含めて、本人はカンカンだったんですね。
白谷:ツェッペリンの4枚目が出る前後くらいにこれが出たから。
──完全にツェッペリン人気に便乗して。
白谷:最初にこれを作るときもメンバーが全員反対して、解散前にアメリカで発売されるというニュースがあったときはメンバーが反対して止めさせてます。
──そんなわけで、話題の多いヤードバーズですけど。今日は最後にヤードバーズ関係の曲でも…と思ったら、かなりクセ球を持ってきましたね。
──ジム・マッカーティはクラシカルなルネッサンスをやったりもするんだけど、ヤードバーズ復活後はパブで演奏していて、60年代に同じシーンで活動していたプリティ・シングスのメンバーと一緒になって、91年にブルースやR&Bをシカゴで録音したことがあったんです。
──グループ名としてはプリティ・シングス・ヤードバード・ブルース・バンド。
白谷:これはわりと現役感があって懐メロって感じはないですね。
──自分たちの好きなR&Bやブルースをやってる──ヤードバーズ側は誰が入ってるんですか?
白谷:ジム・マッカーティだけ、だからヤードバードになってるんです。プリティ・シングスはオリジナルのヴォーカルとギターがいるんだけどね。
──ジム・マッカーティのドラムってツェッペリン好きからはすごく悪く言われるんですけど、どう思います?
白谷:ヤードバーズの評価の低さというのは、ツェッペリンを完成型としてハード・ロックに到る過程のバンドとしてみんな捉えちゃうからで。そこが不満です。ビート・バンドとしては最高のバンドなんですけどね。キース・レルフはシンガーとしてもルックスもブルース・ハープも完璧ですね!
──逆にガレージ・パンク勢とか、若い子たちが後からヤードバーズを発見して影響されてるっていうのがよくわかりますね。向いてる方向が全然違うので。じゃあプリティ・シングス・ヤードバード・ブルース・バンドで「ユー・キャント・ジャッジ・ザ・ブック」のカバーを。
♪「You Can't Judge The Book」(『1991 CHICAGO BLUES TAPES! 』PRETTY THINGS YARDBIRD BLUES BAND
──この後、再結成ヤードバーズとしてアルバムを出すところで元ドクター・フィールグッドのメンバーが入ってきたりと、その辺りに到る流れが分かる感じはしますね。全然懐メロ的じゃない──そういうところは日本のファンには今ひとつ伝わってない気がしますが。
白谷:現地でパブに行けば演奏してる感じですね。
──お酒が出るような場所でみんなでギャーギャーいいながら盛り上がって楽しむ──っていうずっとある伝統の中で今もバンドはやっているし、前回の来日ライヴも現役感がありました。今のメンバーも面白い。
白谷:ケニー・アーロンソンがベースで。
──そういう形でまだヤードバーズは現役で続いている、というところまで含めて、この本を楽しんでいただければと思います。今日は天気の悪い中ありがとうございました。
白谷:ありがとうございました。最後はマーティン・ストーンがアクションに入ってもっとレイドバックした感じになって、マイティ・ベイビーって名前を変えてからのライヴをかけてお別れしようと思います
──では『ライヴ・イン・ジ・アテイック』から「ナウ・ユー・シー・イット」を。ありがとうございました。
♪「Now You See It」(『Live In The Attic』Mighty Baby)
●『ブルース・ロック・アンソロジー【ブリティッシュ編】』
監修●白谷潔弘
B5判/264頁/本体2,700円+税/発売中
ISBN:978-4-401-64492-6