『ウルトラマンタロウ』解説ブック発売、なぜタロウは明快な娯楽路線へとたどり着いたのか！？ 番組関係者にインタビューで迫る

『ウルトラマンタロウ』は、円谷プロ創立10周年記念作品として銘を打ち、制作された「第2期ウルトラマンシリーズ」にあたる作品。『帰ってきたウルトラマン』『ウルトラマンA』に次ぐ、ウルトラ6番目のヒーローです。奇想天外な物語作りに加え、「ホームドラマ」要素や「ウルトラファミリー」という概念など、様々な新機軸を打ち出した作品として現在でも人気があります。

「俺たちのウルトラマンシリーズ」は、2016年、第1弾となる『セブン＆レオ』を出版。好評を博したことから、今回の第2弾『ウルトラマンタロウ』の発売となります。

内容は、『ウルトラマンタロウ』が誕生した経緯や根底にあるテーマを解説するほか、全53話のエピソードガイドを掲載しています。また、作品の制作スタッフにも取材を実施、放送当時の舞台裏を語ってもらっています。プロデューサー、監督、脚本、特殊技術、美術、キャラクターデザインと、様々な立場から語られる番組作りへのこだわりは読み応えあります。また、ウルトラの母に代表されるサブウルトラ戦士の役割についても解き明かしています。巻末には、新旧タロウの特製ポストカードが付いてきます。