初のジャズ・レコード録音から100年の今年、その掉尾を飾る鼎談集が発売決定。ジャズ界を代表する論客3人が<ジャズの過去・現在・未来>を徹底的に語り合った鼎談集『100年のジャズを聴く』がシンコーミュージックから11月16日発売。
●『100年のジャズを聴く』
価格:¥2,160(本体 2,000+税)
発売日:11月中旬発売予定
サイズ:A5判
ページ数:272ページ
ISBN:978-4-401-64501-5
※以下インフォメーションより
「新しいチャプター」を迎えて、ここ数年、再び大きな盛り上がりを見せているジャズ・シーン。
だが、かつて「死んだ」と言われたジャズ。
では「いまのジャズ」とは何なのか?--
初のジャズ・レコード録音から100年の今年、その掉尾を飾る鼎談集の緊急発売!
30、50、70 代 ──異なる世代を代表するジャズ評論家3人が、語り尽くした15時間。
そして……ジャズは強く生き残っていた!?
■後藤雅洋(ジャズ喫茶「いーぐる」オーナー)
ムック「ジャズ・ヴォーカル・コレクション」監修など
■村井康司(ジャズ評論家)
「あなたの聴き方を変えるジャズ史」など
■柳樂光隆(ジャズ評論家)
「Jazz The New Chapter」シリーズなど
異なる世代の彼らが、それぞれの見地からジャズのあれこれを語り合ったこの鼎談集は、ジャズとは何か?に対するヒントが満載!丁々発止の スリルも満載!へえ!なトリビアも満載!!な内容となっている。?かゆいところに手が届く注釈も充実し、より理解を深めるためのディスクガイドも掲載。ベテランから初心者まで、すべてのジャズ・ファン必読 の一冊!!?
「パーカー、マイルス、エヴァンスは素晴らしいが、彼らのジャズはすでに消費され尽くした」(後藤)
「ネット時代になり、聴き方も変わったが、ミュージシャンの意識も大きく変化した。いまはチーム力の時代です」(柳樂)
「一人のインプロヴァイザーが現れてジャズを変えたり、"真剣勝負"が求められた時代には、もう戻れない」(村井)?
「いまは、反抗するような熱い音楽より、低い温度感の音楽が求められている」(柳樂)
「50年、聴き続けてきた僕の耳にも、いまの新しいジャズは面白い。これはジャズだと断言できる」(後藤)
「これからどこへ向かうか、ジャズの道がまだ見えなかった100年前の状況に似ているかもしれない」(村井)