
僕の音盤青春記 花の東京編 1981〜1991 / 牧野良幸
イラストレーター、牧野良幸のイラスト音楽エッセイ集『僕の音盤青春記』の第3弾として『僕の音盤青春記 花の東京編 1981〜1991』が10月28日発売。出版元はCDジャーナルで知られる音楽出版社。
1971年からはじまった『僕の音盤青春記』、1976年から始まった『僕の音盤青春記 Part2』に続く第3弾は、80年代のバブル真っ只中に反バブリーな青春時代を送る社会人一年生となった牧野青年の音楽と音楽をめぐる悲喜こもごもの記録です。
同世代の読者はもちろん、相前後する世代にも共感を覚えずにはいられないエピソードの数々をユーモアあふれる文章と思わずにやりとしてしまう軽妙なイラストで綴ります。
●『僕の音盤青春記 花の東京編 1981〜1991』
牧野良幸 (著, イラスト)
【主な内容】
◆第一章 上京1981-1982
マイルス・デイビス『ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン』/チャカ・カーン「恋のハプニング」/山下達郎『FOR YOU』/カラヤン指揮『ストラヴィンスキー:春の祭典』/あみん「待つわ」etc
◆第二章 売り込みと結婚 1983-1984
カラヤン指揮『ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」』/アバド指揮『ストラヴィンスキー:「プルチネルラ」』/マイケル・ジャクソン『スリラー』/カルチャー・クラブ『カラー・バイ・ナンバーズ』/ジョン・レノン&オノ・ヨーコ『ミルク&ハニー』etc
◆第三章 輸入盤LPとCDの登場1985
佐野元春『ELECTRIC GARDEN』/U.S.A.フォー・アフリカ『ウィ・アー・ザ・ワールド』/スティング『ブルー・タートルの夢』/ワルター指揮『マーラー:「大地の歌」』etc
◆第四章 CDとビデオの普及1986-1987
ベーム指揮『モーツァルト:歌劇「魔笛」全曲』/ホグウッド指揮『ベートーヴェン:交響曲第1番・第2番』/東芝製ビデオデッキ/Scotch EG 120/東芝製CDラジカセetc
◆第五章 団地で音楽とシンセサイザー1988-1991
ソニー ウォークマン/コルグCONCERT C-7000/プリンス『バットマン』/エルトン・ジョン『REG-ストライクス・バック』/ヤマハQX7/『モーツァルト:四手によるクラヴィーアのための作品集』/Macintosh Classic/牧野良幸「The Magic Flute」etc