猫と作家の物語　NHK Eテレ『ネコメンタリー　猫も、杓子も。』の新作「吉田修一」編＆「村山由佳」編が放送決定

■『ネコメンタリー　猫も、杓子も。』

もの書く人々の傍らには、いつも、猫がいた。
愛猫家の作家たちは今も昔も数知れず。もの書く人々はなにゆえに猫を愛する？

愛猫をめぐる書下ろし作品を作家に依頼、自由気ままな猫の姿と、彼ら彼女らを愛し同時に翻弄される作家たちの生活を映像化。大反響の「養老センセイとまる」「角田光代とトト」に続き、2週連続でお送りするシリーズ。

猫も杓子も、猫。だが、作家にはまた特別な思いが？
空前の猫ブームの時代にお贈りする、微笑ましくも愛おしい、猫と作家の物語。

●『ネコメンタリー　猫も、杓子も。「吉田修一編」』
NHK Eテレ　2017年10月2日（月） 午後11時00分(25分)



「悪人」など数々の話題作を世に送り出してきた作家吉田修一さん。都会のマンションで新たな言葉を生むべく苦闘する毎日、同居するのはベンガルの「金太郎」とスコティッシュフォールドの銀太郎、通称・金ちゃん銀ちゃん（共に７歳♂）。見た目も性格も正反対の凸凹コンビは、吉田さんにとって昼寝仲間のようなもの。仕事場兼自宅では、二匹は片時も吉田さんのそばを離れない。猫を飼うのは初めてという吉田さん、彼らとの生活の中でそれまで知らなかった思いが生まれたという。それは…？
書き下ろし作品の朗読は大沢たかお。

【出演】吉田修一、金太郎（7歳♂）、銀太郎（7歳♂）【朗読】大沢たかお【ナレーション】和久田麻由子アナウンサー

●『ネコメンタリー　猫も、杓子も。「村山由佳編」』
NHK Eテレ　2017年10月9日（月） 午後11時00分(25分)

高原の軽井沢で、直木賞作家の村山由佳さんと暮らすのは、「もみじ」（17歳♀）。もみじをはじめ、今も五匹の猫と生活する日々だ。物心つく頃には家に猫がいて、これまでたくさんの猫と生活を共にしてきた村山さんだが、もみじは特別な存在。二度の離婚を経験し、私生活と共に作風も大きく変化したいう村山さん。もみじはその苦楽をそばで見てきた、いわば「戦友」。高齢のもみじの最期を意識するなか、かけがえの無い時間の積み重ねを記録する。
書き下ろし作品の朗読は上野樹里。

【出演】村山由佳、もみじ（17歳♀）【朗読】上野樹里【ナレーション】和久田麻由子アナウンサー

※NHKサイト内で番組に登場する金太郎、銀太郎、もみじの動画が公開されています
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=11717

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/9999/2405216/index.html