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ソニー ウォークマンの新モデル『NW-ZX300』を10月発売

2017/09/05 14:10掲載
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ソニー『NW-ZX300』
ソニー『NW-ZX300』
ソニーは、ウォークマンの新モデル『NW-ZX300』の発売を発表。10月7日発売。フラッグシップモデルWM1シリーズで採用した本格的な高音質技術の要素をコンパクトなボディに詰め込んだウォークマンZXシリーズの新機種。手のひらになじむサイズながら、ハイレゾ音源の持つ、繊細な空気感やニュアンス、躍動感を艶やかに再生します。

またハイレゾ音源を手軽かつ快適に楽しめるウォークマンAシリーズから、さらなる高音質化を果たすとともに、ファッションに溶け込むカラー展開に一新したA40シリーズ4機種も同時発売されます

以下、プレスリリースより

「“感じる”音楽体験を、手のひらでスマートに」
フラッグシップWM1シリーズの技術要素を取り入れたウォークマン新ZXシリーズ発売
〜さらに音質を磨き、ファッションに溶け込むカラーに一新した新Aシリーズも同時発売〜


ウォークマン(R)ZXシリーズ『NW-ZX300』(左からブラック、シルバー)


ウォークマン(R)A40シリーズ(左からムーンリットブルー、ペールゴールド、グレイッシュブラック、トワイライトレッド、ホライズングリーン)

『NW-ZX300』は、WM1シリーズと同様にハイレゾ音源再生に対応したソニー独自開発のフルデジタルアンプ「S-Master HX」で最大11.2MHzのDSDネイティブ再生※1を実現。Φ4.4mmバランス標準接続に対応したバランス出力や、無酸素銅プレートなどの高音質パーツ、音楽再生に特化したUI(ユーザーインターフェース)も引継ぎました。また、リアパネルにアルミを使用して低抵抗化を図るなどの新たな高音質技術も搭載しました。一方で、ZXシリーズの従来機『NW-ZX100』とほぼ同サイズ(幅約57.3mm、高さ約119.5mm、奥行き約14.8mm)に収めてポータビリティを確保するとともに、最長約30時間※2の連続再生が可能なスタミナを実現。新たにタッチパネルの前面に指すべりの良いマットガラスも採用し、使いやすくスマートなデザインです。

A40シリーズも、フルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載。基板の改善などを施したため、よりクリアに音楽を再生します。『NW-A46HN』、『NW-A45HN』は本体カラーに合わせた付属の外音取り込み機能・ノイズキャンセリング機能搭載ハイレゾ対応ウォークマン専用ヘッドホンを使うと、新たに対応した外音取り込み機能で音楽再生中に周囲の音も聞くことが可能となるほか、ノイズキャンセリング機能で電車やバスの車内、航空機内などでもノイズを軽減します。『NW-A47』、『NW-A45』はお好みのヘッドホンと組み合わせられる、ヘッドホンを付属しないモデル※3です。

加えて、『NW-ZX300』、A40シリーズともに、新たにUSB DAC機能に対応しました。お持ちのPC※4とUSBケーブルで接続すると、ウォークマンがDAC (Digital Analog Converter)として機能するため、高音質再生がお楽しみいただけます。

ソニーは、音楽再生専用機であるウォークマンRでハイレゾをもっと高音質で、もっと身近に楽しんでいただけるよう、ラインアップを強化してまいります。

※1:バランス接続時において。DSDとは、Direct Stream Digitalの略。スーパーオーディオCD用にソニーが開発したデジタル記録技術です。広い再生周波数帯域と、可聴帯域内の十分なダイナミックレンジを確保でき、原音に極めて近い記録が可能な方式です。
※2:MP3 (128kbps) 再生中、ステレオミニジャック使用時。
※3:ハイレゾ品質で音楽を聴くには、ハイレゾ対応のヘッドホンと組み合わせる必要があります。
※4:音楽ファイル管理用Windows PC向けソフトウェア「Sony | Music Center for PC」、もしくは音楽再生ソフトウェア「Hi-Res Audio Player」のインストールが必要です。

<ウォークマン『NW-ZX300』の主な特長>

●1. 手のひらになじむコンパクトなボディに、WM1シリーズで培った高音質技術の要素を継承

☆フルデジタルアンプ「S-Master HX」による最大11.2MHzまでのDSDネイティブ再生とφ4.4mmバランス標準接続に対応したバランス出力

WM1シリーズにも使用した「S-Master HX」を搭載し、最大11.2MHzまでのDSDネイティブ再生※1と、最大384kHz/32bitのWAV再生に対応しました。演奏が始まる瞬間や終わり際などの繊細な音もクリアに表現します。また、WM1シリーズと同様にJEITA統一規格であるφ4.4mmバランス接続に対応したバランス出力により、実用最大出力200mW+200mWを実現しました。

☆高音質を追求した素材と設計

WM1シリーズの『NW-WM1A』と同様に総削り出しアルミシャーシを採用し、音響効果と高剛性を両立しました。金属の中でも抵抗値が低い無酸素銅(純度 99.96%以上)に金メッキを施したプレートも組み込み、抵抗値の低減を実現。アンプからヘッドホンジャックへの線材には、無酸素銅ケーブルを使いました。クリアで力強い音質でお楽しみいただけます。

加えて、『NW-ZX300』では新たに、リアパネルの材質をアルミにすることで、パネルの厚さを薄くしながらも、低抵抗と強度を両立。「S-Master HX」のICと基板の間の接続部分に、「無鉛高音質はんだ」を採用しました。ほかにも、ウォークマン専用に開発したFTCAP(新開発高分子コンデンサ)に加え、端子部メッキ厚、熱処理時間、フィルム自体の材質を最適化した新開発のフィルムコンデンサを搭載しました。これらにより、ボーカルや楽器の伸びの透明感や、しまりのある力強い低音域を実現しています。

☆新搭載のUSB DAC機能と対応ファイルフォーマットの拡充

新たにUSB DAC機能を搭載しました。お持ちのPC※4とウォークマンをUSBケーブルでつなぐと、ウォークマンRがDACとして機能するため、高音質再生が楽しめます。また、対応ファイルフォーマットも新たにMQA?とAPEが加わり、さらに多彩に音楽をお楽しみいただけます。

●2.高いポータビリティと操作性を高めたユーザビリティ

従来機『NW-ZX100』とほぼ同じ大きさで、約157gとコンパクトで軽量なボディに3.1インチの液晶タッチパネルを採用しました。音楽再生画面を中心として上下左右にフリックすることで再生リストや音質設定など各種画面に簡単にアクセスできるUIと、音楽再生の基本操作ができるサイドキーで、快適に操作できます。最長約30時間※2の長時間再生が可能なスタミナも実現しました。micro SD対応で容量を増やせるため、多くの音楽を1台で楽しめます。

●3.使いやすさにも配慮したスマートなデザイン

ウォークマンとして初めて、前面にマットガラスを採用しました。これまでのクリアガラスに比べて、指紋が付きにくく指すべりも良いことに加え、光の映り込みも低減します。ボディの側面もマット仕上げで、一体感を演出したスマートなデザインです。底面と天面はヘアライン仕上げで、金属感を出しました。

●4.ハイレゾ相当の高音質を楽しめるワイヤレスリスニング

BluetoothR経由で従来の技術※5と比べて最大約3倍の情報量を伝送可能な、ハイレゾ対応オーディオ伝送技術LDAC(エルダック)に対応しました。LDAC対応のワイヤレスヘッドホンと組み合わせると、ハイレゾ音源をハイレゾ相当の高音質で再生可能です。さらに、48kHz/24bitの音声データが伝送可能なQualcomm aptX HD audioにもソフトウェアアップデートで対応予定です。

※5:Bluetooth A2DPのSBC (328kbps、44.1kHz時)。LDACの伝送レート990kbps選択時。

<ウォークマンA40シリーズの主な特長>

●1. h.earシリーズのヘッドホンとの組み合わせでお好みの色をスタイリッシュに

彩度と明度を抑えた落ち着いた色調を採用し、トレンドのファッションやライフスタイルに溶け込みやすい全5色のカラーバリエーションを取り揃えました。

2017年10月発売予定のh.earシリーズのヘッドホンと同じカラーバリエーションのため、お好きなタイプのヘッドホンとのスタイリッシュな組み合わせで、ハイレゾ音源をお楽しみいただけます。

●2. さらにクリアな音楽再生を目指した高音質技術

A40シリーズにもフルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載。最大11.2MHzまでのDSD再生(リニアPCM変換)に対応しました。「S-Master HX」のICと基板の間の接続部分に「無鉛高音質はんだ」を使い、透明感と艶のあるボーカルを再生します。さらに、電源ラインを最適化して部品レイアウトを改善したため、よりクリアな音作りに成功しました。

●3. 新搭載のUSB DAC機能と対応ファイルフォーマットの拡充

『NW-ZX300』と同じく、USB DAC機能を搭載しました。ファイルフォーマットも同様に、MQA?とAPEに対応しました。

●4. 付属のヘッドホンで楽しめる外音取り込み機能とノイズキャンセリング機能

『NW-A46NH』、『NW-A45HN』に付属する、本体とカラーの合った専用ヘッドホンを使うと、ヘッドホンの左右に内蔵したマイクで周囲の音や人の声を取り込む「外音取り込み機能」を使えます。機能をオンにすれば、音楽を楽しみながら周囲の状況に気を配ることが可能です。また、付属のヘッドホンはノイズキャンセリング機能にも対応しているため、騒音のある外出先でも音楽を快適にお楽しみいただけます。

●5. その他の特長

・LDAC対応のため、ワイヤレスでもハイレゾ音源をハイレゾ相当で再生可能です。Qualcomm aptX HD audioにもソフトウェアアップデートで対応予定です。

・語学学習機能をお使いいただけます。「再生スピードコントロール」や任意の箇所だけをリピートする「A-Bリピート」、3秒、10秒戻りや5秒送りができる「クイックプレイ」などの操作が可能です。

・micro SD対応で容量を増やせます。

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201709/17-0905B/