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モンティ・パイソン、74年ライヴ盤『Live at Drury Lane』が国内再発

2012/08/15 09:45掲載
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Monty Python / Live at Drury Lane
Monty Python / Live at Drury Lane
英国を代表するコメディ・グループ、モンティ・パイソン(Monty Python)。74年に発売されたライヴ・アルバム『Live at Drury Lane』が国内再発。CLINCK RECORDSから9月29日に発売されます。

BBC制作の傑作TV番組「空飛ぶモンティ・パイソン」シリーズでお馴染みのスケッチ「ナッジナッジ」や「木こりの歌」、番組のテーマ・ソング「自由の鐘」、ニール・イネスの「イディオット・ソング」等も含む全22曲入り。

以下は解説より

74年にリリースされたモンティパイソンのライヴ盤。74年の初めの録音ということだから、モンティパイソンのラスト・イヤーのライヴ盤ということになる。ロンドンのドルーリー・レイン・シアターでのライヴの模様を収録したもので、音楽物ではないが、その軽妙かつユーモアとウィットに富んだやりとり、その雰囲気は充分に感じ取れる筈だ。「1. Introduction/Llamas」はどうやらライヴではなく後からスタジオで別録りされたS.E.を交えた口上があるが、この手法はビートルズの『サージェント・ペパーズ』のイントロを思い起こさせたりもする。続く「Gumby Flower Arranging」はフラワー・アレンジメントの講義、或いは講座という設定なのだろうか。ヴァネッサ・レッドグレイブという声が聴こえるが、これはヴァネッサ・レッドグレイブ大学のD. P. ガンビー教授という設定。ヴァネッサ・レッドグレイブと言えばイギリスの誇る大女優であり、反骨、反体制の闘士としても知られており、ここは揶揄すると言うより、彼女に敬意を表したものと言っても良いかも知れない。これからショーが始まるよ!というアナウンス、そして“少年、少女諸君、これは一生に一度のチャンス!夢がかなえられるよ”というフリで終わる「Terry Jones - Link」。〜中略〜
というわけで、モンティ・パイソンの知的な面白さを体験する上でも実に貴重なライヴ盤。例え英語が判らずとも、そのユーモアに彩られた反骨精神のニュアンスは必ず伝わって来る筈だ。そして、そこからモンティ・パイソンとボンゾ・ドッグ・バンドとの関わりも自ずから判るというもの。ボンゾ・ドッグ・バンドのお供にモンティ・パイソンのライヴなんて粋じゃないだろうか?
●『Live at Drury Lane』

1. Introduction
2. Llamas ( including ’Granada’ )
3. Grumby - Flower Arranging
4. Terry Jones - Link
5. Secret Servi ce
6. Wrestling
7. Communist Quiz ( inc luding World In Ac t ion)
8. Idiot Song
9. Albat ross
10. Colonel
11. Nudge, Nudge
12. Cocktai l Bar
13. Travel Agent
14. Spot The Brain Cel l
15. Bruces Song
16. Argument Song
17. Four Yorkshi remen
18. Election
19. Lumberjack Song
20. Theme Song ’Liber ty Bell ’
21. Parrot Sketch
22. Theme Song ’Liberty Bell ’