エリック・クラプトン(Eric Clapton)の新たなドキュメンタリー『Eric Clapton: A Life in 12 Bars』が9月に開催される<トロント映画祭>で初演されることが決定。この作品は2018年に米TV局Showtimeで放送される予定。
監督は、クラプトンが音楽を手がけた1991年の映画『Rush』の監督で、『ドライビング Miss デイジー』の製作などでも知られるリリ・フィニー・ザナック。このほか、製作にジョン・バトセック(『シュガーマン 奇跡に愛された男』他)、編集にクリス・キング(『AMY エイミー』他)が参加しています。
本作ではクラプトンのロング・インタビューに加え、彼の家族や友人、音楽コラボレーター、仲間、クラプトンが憧れた人物などのインタビューも収録。B.B.キングやジョージ・ハリスン、ジミ・ヘンドリックスなど亡くなっているミュージシャンを含まれています。
映画では、ヤードバーズ、ジョン・メイオール・ブルースブレイカーズ、クリーム、ブラインド・フェイス、そしてソロと、長年に渡るクラプトンのキャリアを記録。また子供時代の忘れられない経験や、自身のアルコール依存症&麻薬中毒、息子の死などを含めて、彼の人生で最も激動の時を、音楽がどのように慰めとして役立ったかを探究しているようです。
また以前の報道では、制作チームは、過去のパフォーマンス・クリップ、オフステージ映像、アイコン的な写真、コンサート・ポスター、手書きの手紙、描画、日記など、クラプトンの膨大なパーソナル・アーカイブにアクセスできる権利を得ています。アーカイブの中には未発表なものも含まれているとのこと。
<トロント映画祭>は9月7日〜17日開催