ジャズ・ピアニストの
山下洋輔 が全面的に参加したソプラノ歌手・本島阿佐子の新アルバム『Melodies of Memories』が8月23日発売。本島阿佐子は、海外コンクール優勝などの実力派ソプラノ歌手。ソプラノ歌手による清冽で透明な歌声と、包み込む優しく洒脱なジャズ・ピアノによる童謡のカヴァー・アルバムです。
トレーラー映像あり
VIDEO
●本島阿佐子 公式サイト
http://asakomotojima.com/ 以下、インフォメーションより
・多数のドイツ歌曲コンクールで受賞、さらに日本歌曲など、多岐にわたるジャンルに挑むソプラノ歌手、本島阿佐子の3rd。本作は日本の童謡カヴァー集である。ピアノは重鎮、山下洋輔。 ・童謡は人それぞれの心の拠り所であり、リスナーがこれら楽曲を聴き、人生の深い味わいに触れられるのは、二人の膨大なキャリアを礎にした高い表現力ゆえである。 ・本島と山下は、共に国立音大で教鞭を取る。アルバム構想を持っていた本島の呼びかけを山下が快諾、プロジェクトはスタートした。童謡のカヴァーは山下の活動テーマの一つ。不朽のメロディの魅力を本島がダイレクトに伝え、山下が時に美しく寄り添い、時に自由にメロディーの限界点を目指す、強力なフォーメーションの完成である。 ・またアルバムには、山下が過去にカヴァーした「月の沙漠」「砂山」「シャボン玉」を収録。歌のフレームがある中でのフリージャズのプレイは聴きもの。その比較だけでも一聴の価値あり。童謡の世界観に沿い、しかもスムースかつ捻りが効いた、山下にしかできない空間認識とセンスに満ちている。 【PROFILE】 【本島阿佐子(もとじま・あさこ)】 声楽家。クリアで端正な声色と高い表現力で、声楽ファンより熱い支持を得ている。国立音大を首席で卒業、同大学院を経て、ウィーン、スイスへ留学。ドイツにおける国際バッハ・コンクール第1位など、受賞多数。 【山下洋輔(やました・ようすけ)】 日本を代表するジャズ・ピアニスト。山下の自分名義、及び参加アルバム数は、170枚を優に超える。アヴァンギャルドからベーシックまで、全ての表現を網羅したアーティストである。
●『メロディーズ・オブ・メモリーズ』
Melodies of Memories
歌=本島阿佐子 ピアノ=山下洋輔
CD番号:GFRC-90103
価 格:2,500円(+税)
発売日:2017年8月23日(水)
<曲目リスト>
1. 故郷 take1 Furusato
高野辰之詩/岡野貞一曲 文部省唱歌(1914)
2. 揺籃のうた Yurikago no uta
北原白秋詩/草川信曲(1921)
3. 月の沙漠 Tsuki no sabaku
加藤まさを詩/佐々木すぐる曲(1923)
4. 早春賦 Soushunfu
吉丸一昌詩/中田章曲(1913)
5. どこかで春が Dokokade haru ga
百田宗治詩/草川信曲 文部省唱歌(1923)
6. 砂山 Sunayama
北原白秋詩/中山晋平曲1922
7. 朧月夜 oborozukiyo
高野辰之詩/岡野貞一曲 文部省唱歌(1914)
8. 花 Hana
武島羽衣詩/瀧廉太郎曲(1900)
9. 赤い靴 Akai kutsu
野口雨情詩/本居長世曲(1922)
10. シャボン玉 Shabondama
野口雨情詩/中山晋平詩(1923)
11. 七つの子 Nanatsu no ko
野口雨情詩/本居長世曲(1921)
12. 赤とんぼ Akatombo
三木露風詩/山田耕筰曲(1927)
13. 夕焼け小焼け Yuyake koyake
中村雨紅詩/草川信曲(1921)
14. 紅葉 Momiji
高野辰之詩/岡野貞一曲 文部省唱歌(1911)
15. 濱千鳥 Hamachidori
鹿島鳴秋詩/弘田龍太郎曲(1919)
16. 雪 Yuki
作詩、作曲者不詳 文部省唱歌1911
17. 故郷 take2 Furusato
高野辰之詩/岡野貞一曲 文部省唱歌(1914)
18. 浜辺の歌 Hamabe no uta
林古渓詩、成田為三曲(1916)