HOME > ニュース >

表紙はmeg、大江千里や矢野顕子を迎えた石川さゆりの新作を特集した『JAZZ JAPAN Vol.84』が発売

2017/07/18 16:40掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
JAZZ JAPAN  Vol.84
JAZZ JAPAN Vol.84
大江千里や矢野顕子を迎えた石川さゆりの新作を特集した『JAZZ JAPAN Vol.84』がシンコーミュージックから7月22日発売。NYジャズの息吹と石川さゆりを結びつけた大江千里との特別対談を掲載。表紙は入魂のビッグバンド・ジャズ作品を完成させたmeg。最新作への思いと等身大の心境を語っています
●YOUNG GUITAR 2017年9月号増刊
『JAZZ JAPAN Vol.84』
A4変型判/176頁/定価1,030円(税込)/7月22日発売

■大江千里、矢野顕子を迎えた石川さゆりのクロスオーバー・プロジェクト第3弾『X-CrossIII-』

デビュー45周年を迎えた日本音楽界の巨匠、石川さゆりが、様々なジャンルの第一人者と共演してきたクロスオーバー・プロジェクトの第3弾が完成した。今回はジャズ界から大江千里、70年代のKYLYNへの参加や上原ひろみとの共演でジャズ・ファンにもおなじみの矢野顕子が参加。この作品の魅力を余すことなくお伝えするため、NYジャズの息吹と石川さゆりを結びつけた大江千里との特別対談を企画した。

■meg Ellaに恋して JAZZへのリスペクトが溢れるデビュー10周年作

2006年のデビュー以来、ジャズ・ヴォーカルの歴史を刻んできた先達へのリスペクトを忘れずに着実にキャリアを積み重ねてきたシンガー、meg。昨年11月にデビュー10周年を迎えた彼女が、その集大成として入魂のビッグバンド・ジャズ作品『Quicker Than the Eye』をこの程完成させた。ここではジャズ・シンガーを志すきっかけとなったエラ・フィッツジェラルドへのリスペクトを胸に、たゆまぬ努力で成長を続けたこの10年と、その結晶として生まれた最新作への思い、そしてこれからについて等身大の心境を語ってもらった。

■新たな伝説を生みだすアーティストに聞く 第16回 東京JAZZ

ジャズ・レコーディング100周年を迎えた2017年、国内最大級のジャズ・フェスティバル「東京JAZZ」が渋谷に場所をかえて開催される。過去15回にわたり数々の名演を生み出してきた「東京JAZZ」で、新たな伝説を作るべく準備を進めるアーティストたちにその抱負を聞いた。

■富樫雅彦 没後10周年 佐藤允彦が語る鬼才の肖像

天才パーカッション奏者、富樫雅彦が逝去し10年の歳月が流れた。遡ること8年前、彼が心不全のため自宅で他界してから2年後、ゆかりのある日本のトップ・プレイヤーたちが集い、彼の書いたオリジナル・バラードをソロ、あるいはデュオ編成で演奏した一枚の追悼アルバムが誕生した。各方面から絶賛されたこの名作は、この程没後10年の節目に新たに富樫本人のソロ・パフォーマンスを加え再リリースされることとなった。そこでこの作品の中心メンバーとして参加した富樫の盟友、佐藤允彦に彼との濃密な日々をふり返ってもらった。併せて富樫雅彦のデビュー間もない60年代の写真から後年までの貴重な写真アーカイヴスを掲載。

■スタンダード・ソングの伝道師 平賀マリカの新たなメッセージ

海外の一流ミュージシャンと数々のレコーディングを行ってきた平賀マリカが、“自分が日本人であるというアイデンティティを大切にしてジャズを表現したい"という思いから、この新作は誕生した。そこに必要だったのは“流麗で鋭く切り込むサウンド、でもどこかに美しい影のようなものも感じさせる表現を持つピアノ・サウンド"。そこで選ばれたのはハクエイ・キムを筆頭とする若いアーティストたち。その結果生まれたのは古いものでも今こそ、芳醇でおいしく味わうことができるヴィンテージ・ワインのよう“なアルバムであった。

■噂の美貌ピアニスト、田中菜緒子 ハイレゾ録音でメジャー・デビュー

桐朋音大ピアノ科で学び、ライヴ・シーンで研鑽を積むとともに、その美貌にも熱い視線が注がれてきた田中菜緒子が大坂昌彦プロデュースのもとでメジャー・デビューを果たした。ハイレゾ一発録りという、現代のアーティストにとってハードルの高いレコーディングを軽々とクリアした田中菜緒子の実力を明らかにする。

■Interviews
ニュー・センチュリー・ジャズ・クインテット、ジャック・デジョネット(HUDSON)、伊藤ゴロー、松尾明、ボン・ボーンズ ほか