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ミシェル・ルグラン本が2冊同時リリース、公認ディスクガイドと“ドゥミ×ルグラン”コンビ本

2017/07/15 01:22掲載
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ミシェル・ルグラン クロニクル
ミシェル・ルグラン クロニクル
ミシェル・ルグラン(Michel Legrand)本が2冊同時リリース。ミシェル公認のディスクガイド『ミシェル・ルグラン クロニクル』と、貴重なインタヴューと写真で振り返る“ドゥミ×ルグラン”の世界『ジャック・ドゥミ+ミシェル・ルグラン シネマ・アンシャンテ』が、リットーミュージックから9月21日発売
※以下、インフォメーションより

●『ミシェル・ルグラン クロニクル』
濱田 髙志 (著)

ミシェル・ルグラン公認! 全作品を網羅した評伝+ディスクガイドの決定版

『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』『女と男のいる歩道』『華麗なる賭け』『おもいでの夏』を始めとする映画音楽から、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、バーブラ・ストライサンド、サラ・ヴォーンら辣腕ミュージシャンとの共演まで、サントラ、ジャズ、オーケストラ・アレンジ、シャンソン、ライブラリーミュージック、さらには楽曲提供と幅広いジャンルで、作曲家・編曲家・指揮者・演奏家・ヴォーカリストとして活躍しているミシェル・ルグラン。

本書は、そんな彼の活動のすべてを紹介した『ミシェル・ルグラン 風のささやき』(2004年刊)の増補改訂版。アンソロジストの濱田高志が徹底調査のうえでまとめた1冊です。音楽ジャンルごとに掲載したディスクはなんと500枚以上! その偉業のすべてがいま、明らかになります。

【CONTENTS】
☆本書に寄せて(寄稿:ミシェル・ルグラン)

☆特別寄稿:
弟ミシェルとの日々/クリスチャンヌ・ルグラン
父との思い出/バンジャマン・ルグラン
何通りもの人生を生きる男、ミシェル・ルグラン/ステファン・ルルージュ

☆バイオグラフィ「孤独への恐怖が創作の原動力になるんだ」

☆ミシェル・ルグラン・スタンダード名曲20選

☆全ディスコグラフィ?ジャンル別ディスクに見る活動の軌跡(約500点)
#1ジャズ&オーケストラ
#2サウンドトラック
#3ヴォーカル
#4ライヴ盤
#5ミュージカル
#6コラボレーション
#7エクストラ
クリスチャンヌ・ルグランの仕事

☆フィルモグラフィ

☆来日公演記録

☆あとがき

●『ジャック・ドゥミ+ミシェル・ルグラン シネマ・アンシャンテ』
山田 宏一 (著), 濱田 髙志 (著)



貴重なインタヴュー、写真で振り返る〈ドゥミ×ルグラン〉の世界

映画『ラ・ラ・ランド』に多大な影響を与え、再評価が高まる『シェルブールの雨傘』と『ロシュフォールの恋人たち』。この2作は、映画監督ジャック・ドゥミと作曲家のミシェル・ルグランのコンビだからこそ、生み出すことができた奇跡の作品と言えるでしょう。本書では、その魅力を映画評論家の山田宏一とアンソロジストの濱田髙志が掘り下げ、豊富なヴィジュアルとともに紹介していきます。生前のドゥミと親交があり、『ロシュフォールの恋人たち』の撮影現場にも立ち会った山田宏一。そして、ルグランから全幅の信頼を得ている濱田髙志。この2名だからこそ知り得た〈ドゥミ×ルグラン〉コンビの横顔、そして貴重な写真と資料の数々を大公開します。

【CONTENTS】
☆ジャック・ドゥミについての覚え書
☆『ロシュフォールの恋人たち』撮影現場スナップ
☆ミシェル・ルグランが語った『ロシュフォールの恋人たち』創作秘話
☆ドゥミ+ルグラン・アートギャラリー

<著者について>
☆濱田高志(はまだ・たかゆき)
アンソロジスト。これまで国内外で企画・監修したCDは500タイトルを数える。ミシェル・ルグランからの信頼が厚く、日本の窓口を務めている。ほかに宇野亜喜良や和田誠、柳原良平といったイラストレーターの画集の編集や手塚治虫作品の復刻、BSフジ『HIT SONG MAKERS 栄光のJ-POP伝説』、文化放送『鴻上尚史のことばの寺子屋』はじめ NHK-FMや USENの番組構成など、書籍、テレビ・ラジオの分野で活躍。2007年、ロジャー・ニコルス&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ『フル・サークル』をコーディネイト、以降、アルバム・プロデュースも手掛けている。