スイス・チューリッヒの“テクノ・カルチャー”がユネスコ無形文化遺産に

スイスのユネスコ無形文化遺産のひとつに“テクノ・カルチャー”が新たに追加されています。スイスの新聞Limmattaler Zeitungなどによれば、スイスでは35の無形文化遺産が新たに登録され、そのひとつとして、テクノパーティー＜ストリートパレード＞の開催でも知られるチューリッヒの“テクノ・カルチャー”がリストに加わっています。

チューリッヒでは毎年8月に、街が大音量の音楽の渦に包まれ、世界中から集まった人の波であふれるヨーロッパ最大級のテクノパーティー＜ストリートパレード（Street Parade）＞が開催されています。

バーゼル大学で社会学の教授を務め、ユネスコ選考委員会のメンバーでもあるWalter LeimgruberはLimmattaler Zeitung紙の取材に「ストリートパレードと非常に特徴的なクラブシーンによって発展したチューリッヒのテクノ・カルチャーは、この街に若く、オープンで快楽的で、国際的な評価を与えました」と述べています。