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バイオリンの謎を解き明かす 『おもしろバイオリン事典』が発売

2017/06/13 14:21掲載
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おもしろバイオリン事典
おもしろバイオリン事典
クラシックの華であるバイオリンには謎がいっぱい。『おもしろバイオリン事典』がヤマハミュージック エンタテインメントから6月16日発売。

「音はどのように決めているの?」 「誰が最初に作ったの?」 「子どものころに始めないと上達しない?」 「ニスは音に影響するの?」 など本書では、バイオリンの歴史やタメになる知識、世界のアーティストデータまで、さまざまな角度からバイオリンの魅力に迫ります。職人や演奏家、銘器のエピソードも満載。
●『おもしろバイオリン事典』
定価:1,600円(本体価格)+税
仕様:四六判縦/232ページ
発売日:2017年6月16日発売
ISBN:978-4-636-94622-2
商品コード:GTB01094622

【目次】
・第1章:バイオリンの歴史〜銘器はこうして生まれた
  誰が最初につくったのか?/数々の職人を生み出したアマティ家/銘器を作ったのはひとりの職人?
・第2章: 弾く人にも聴く人にもタメになるバイオリンの知識
  どうやったらいい音が出る?/バロックとモダンはどう違う?/ピッチは時代によって変わる?
・第3章:美しいアンサンブルを支えるバイオリンの役割
  オーケストラを支える柱/独奏とオーケストラの緊張感/繊細で味わい深いアンサンブル
・第4章:知るほどに奥深いバイオリンの不思議
  微妙に異なる楽器の大きさ/ニスの現地はトルコだった?/空前絶後のバイオリンコレクターは誰か?
・第5章:知っておきたいバイオリニスト物語 19世紀〜20世紀
  この人がいなければあの名曲は埋もれたままだった/名だたる作曲家が夢中になったバイオリニスト
・第6章:知っておきたいバイオリニスト物語 20世紀〜21世紀
  世界で一番有名なハプニング/メインのコンサートを食った神童たち/世界の名教師一挙公開 ほか


【著者】
奥田 佳道(おくだ・よしみち)
音楽評論家。1962年東京生まれ。バイオリンを学ぶ。ドイツ文学、西洋音楽史を専攻。ウィーンに留学。くらしき作陽大学、エリザベト音楽大学講師を務めた。1993年からNHK、日本テレビ、WOWOW、クラシカ・ジャパン、ミュージックバードの音楽番組に出演。ウィーン・フィルニューイヤーコンサート生中継の解説をFM、Eテレで行ったほか、NHK音楽祭のプレコンサートトークを担当した。現在NHK-FM「オペラ・ファンタスティカ」「ラジオ深夜便 クラシックの遺伝子」などに出演中。著書に『これがヴァイオリンの銘器だ!』(音楽之友社)。アサヒグループ芸術文化財団音楽部門選考委員。朝日カルチャーセンター新宿、北九州講師。中日文化センター講師。フッペル鳥栖ピアノコンクール審査員。

山田 治生(やまだ・はるお)
音楽評論家。1964年京都市生まれ。87年、慶応義塾大学経済学部卒業。90年から雑誌などで音楽に関する執筆活動を行っている。著書に、小澤征爾の評伝である『音楽の旅人』『トスカニーニ』、訳書に『レナード・バーンスタイン ザ・ラスト・ロング・インタビュー』(以上、アルファベータ)などがある。ビオラを中山良夫、矢浪礼子、エリオット・マガジナーの各氏に師事。

※本書は2007年7月に株式会社ヤマハミュージックメディアより刊行された『知ってるようで知らない バイオリンおもしろ雑学事典』を改訂したものです。