『ゲッターロボ號 』(C)ダイナミック企画・東映アニメーション
設定を一新した「ゲッターロボ」シリーズ第三弾『ゲッターロボ號』と、種村有菜による「りぼん」連載の人気漫画をアニメ化した『神風怪盗ジャンヌ』の第1話が東映アニメーション創立60周年公式YouTubeチャンネルでオフィシャル・アーカイブ公開中。
●ゲッターロボ號 第1話「出動!! 武器なき戦い」
■ストーリー
かつてロボット工学の権威として学会を騒がせていたプロフェッサー・ランドウが、凶悪なロボットであるメタルビーストの大軍団を率いて世界征服を開始した。これに対し防衛庁は、宇宙開発研究を行っていた橘博士に協力を要請。博士が作業用に開発したゲッターロボにメタルビーストの撃退を依頼する。だが、ゲッターロボは平和利用のために造られたもの…。武器など搭載していないし、これからも搭載するつもりはない。戦いを前にして迷う橘博士。だがパイロット訓練生の一文字號、大道剴、メカニック部門のチーフで博士の娘・橘翔は、この緊急事態を放ってはおけず、進んでランドウ軍団に立ち向かってゆくのだった。
■解説
70年代に放送されて大人気を得たゲッターロボが、20年ぶりに復活! 新たな世界観に新たな設定を加え、これまでのシリーズをしのぐエキサイティングなロボットアニメとして生まれ変わった。序盤では少しずつ装備を加えていったプロトタイプ・ゲッターロボが、第10話でついに変形合体が可能なバージョンにパワーアップ。おもちゃの世界でも、待望の完全変形が実現するに至った。
■番組情報
放映開始:1991年2月11日
放映終了:1992年1月27日
毎週月曜日 18:30〜19:00
TSC系
全50話
■スタッフ
原作:永井豪、石川賢とダイナミックプロ
企画:大西良昌、横山賢二、岡崎千代、吉田竜也
製作担当:小塚憲夫
脚本:星山博之、大橋志吉、武上純希
シリーズディレクター:芝田浩樹
演出:山田徹、川田武範、明比正行
キャラクターデザイン:大島城次
美術デザイン:行信三
音楽:渡辺宙明
■キャスト
一文字號:草尾毅
橘翔:小林優子
大道剴:神谷明
橘博士:永井一郎
武藤由自:金丸淳一
リー・フォア・メイ:原えり子
Dr.ポチ:佐藤正治
Dr.タマ:田の中勇
プロフェッサー・ランドウ:郷里大輔
ラセツ伯爵:永井一郎/阿部道子
ヤシャ男爵:池水通洋/佐藤正治
■あらすじ
狂気の科学者プロフェッサー・ランドウが、巨大ロボット・メタルビーストで全世界への侵略を開始した。対抗できるのは、G鉱石で作られた宇宙開発用メカ・ゲッターロボだけ。開発者である橘博士が戦闘への参加に難色を示す中、正義感を燃やすパイロットの一文字號は、丸腰のゲッターロボで出撃しようと試みる。
(C)ダイナミック企画・東映アニメーション
●神風怪盗ジャンヌ 第1話「怪盗は予告状とともに」
■ストーリー
新体操部の一年生、日下部まろんは桃栗学園に通う16歳の女の子。しかし実は、街を騒がす大泥棒・怪盗ジャンヌだった。ジャンヌダルクの生まれ変わりであるまろんは、神様に遣わされた準天使フィンの力を借りて怪盗ジャンヌに変身し、美しいモノに潜んで人々の心を蝕む悪魔を封印し、回収していたのだ。美しいものを美しいと感じる人の心は神様の命の源。神様の力を削ぎ人々を苦しめる悪魔から世界を守るため、今宵もまろんはジャンヌとなって悪魔の潜むまやかしの美しさを狙う。そんなある日、刑事の娘でまろんの親友、東大寺都が仕掛ける捕縛トラップをかいくぐるジャンヌの前に、怪盗シンドバッドを名乗る少年が現れる…。
■解説
種村有菜による、「りぼん」連載の人気漫画をアニメ化。セーラームーンから始まった戦う美少女路線に、怪盗物の面白さを加えた傑作痛快エンターテイメントだ。人々を守るために大切なものを奪ってしまうという、ジャンヌの心の葛藤も見所の一つ。悪魔封印に隠された秘密も、作品を最後の最後まで盛り上げる。
■番組情報
放映開始:1999年2月13日
放映終了:2000年1月29日
毎週土曜日 18:28〜18:58
テレビ朝日系 全44話
■スタッフ
原作:種村有菜
企画:上田めぐみ、矢田晃一、東伊里弥
シリーズ構成:富田祐弘
シリーズディレクター:梅澤淳稔
キャラクターデザイン:香川久
総作画監督:為我井克己
美術デザイン:鹿野良行
製作担当:目黒宏
音楽:加藤みちあき
■キャスト
日下部まろん:桑島法子
名古屋稚空:千葉進歩
東大寺都:松井菜桜子
準天使フィン・フィッシュ:西原久美子
黒天使アクセス・タイム:矢島晶子
水無月大和:高橋直純
東大寺氷室:千葉繁
ノイン:山口勝平
ミスト:山崎和佳奈
■あらすじ
華麗なテクニックで次々と美術品を盗み去る謎の怪盗・ジャンヌ。その正体は、桃栗学園に通うごく普通の女の子・日下部まろんである。彼女が狙う次なるターゲットは、人間国宝の画伯の描いた絵だった。
(C)種村有菜/集英社・東映アニメーション