クリスチャン・ヴァンデ率いるフレンチ・プログレッシヴ・ロック・バンド、
マグマ(Magma)。アルバム3タイトルが新装仕様で再発。日本で7月5日発売。リイシュー元はDISKUNION
以下、インフォメーションより
●『ウルゴンとゴルゴ:アターク』
仏を代表するプログレッシヴ・ロックバンドマグマの'77年作『アターク』がリマスター/デジパック仕様で'17年再発!
今までにも第三者によるリマスターは幾つか発表されてきたが、Seventh自身によるリマスターはこれが初となる。今までの作品とは異なる作曲概念によって製作されたため、いわゆる表面上の暗黒感は薄れ、初期から現在に至るまでマグマの根底に流れ続けるモータウン/ファンク色が最も表に現れた一枚である。制作期間の制限故、クラウス・ブラスキス(vo)に代わり初めてリードボーカルを取ることとなったクリスチャン・ヴァンデ(dr/vo)の凄まじいヴォーカリゼーションと何処かしら強迫観念にかられたような速急なドラミングはこのアルバムに独自のカラーを与えている。聞き馴染みやすいメロディも多く、マグマ入門としても最適な一枚です!
●『ボビノ1981』
仏を代表するプログレッシヴ・ロックバンド「マグマ」の3週間に渡る'81年パリBobino連続公演の模様を収録したライブ盤がAKTレーベルより2CD+DVDの新仕様で'17年再発!
今作は'95年に発表された2CDの音源とVHSの映像('04年にDVD化)を一つに纏めた作品であり、同じセットリストではあるが採用された日付が異なるため、演奏の差異を探し出せる楽しみもあり。81年のマグマはソウルに最も傾倒していた時期であり、「Zain」、「Urgon Gorgo」、「Who's My Love」といったスタジオテイク未発表の曲群が演奏されているのも特徴。そして何といっても一番の目玉は未だ未完の大曲「Zess」でのボーカル陣の衣装。他の時期のステージからは考えられないほど派手なものだ。聴覚でも視覚でも楽しめるZeuhlファン必携の作品です!
DVDはNTSC方式 ALL REGIONS
●『トリスタンとイゾルデ:ワーダー・イター』
仏を代表するプログレッシヴ・ロックバンドマグマの'74年作『ワーダー・イター Wurdah Itah』がリマスター/デジパック仕様に加え新規ボーナス付で'17年再発!
本作は映画『Tristan et Iseult』で同曲のDemo音源が無許可で使用されたために急遽映画のサウンドトラックとして録り直された物であり、その為当時の編成とは異なるChristian Vander(vo/dr/p)、Klaus Blasquiz(vo/perc)、Jannick Top(b)、Stella Vander(vo)の四名にて録音が行われた。少人数編成で装飾が少ない分、秀逸なコーラスワークと美しいメロディが浮き彫りになりZeuhlサウンドの本質が窺い知れる内容です! さらにボーナスとして前述の映画『Tristan et Iseult』にて使用された'72年録のDemo音源を収録! ファンの間では映画から抜き出された音源がアンダーグラウンドで出回っていたが、今回初めて公式からのリリースとなる。本編とは異なりChristanとKlausに加えChristianの盟友であった故Rene Garber(vo/perc)と後にマグマのベーシストとして約半年間在籍したJean-Pierre Lembert(b)を迎えての録音であり、荒削りながらも本編より熱気に溢れた演奏は、当時のChristianのZeuhlサウンド確立に向けての溢れる様な創作意欲が感じ取られ正にマグマファン必聴の音源です! ジャケットには'15年180g重量盤再発時にて用いられた物を採用。