Computer trained on Irish traditional music generates set of tunes Daily Mail Online
アイリッシュ・フォーク/トラッド23,000曲をもとに、キャッチーな楽曲を作るパターンや構造を学習した人工知能が新たなオリジナル曲を生成。すでに10万曲以上が存在するようで、そのうちの1曲が英デイリー・メールのサイト経由で公開されています。
ロンドンのキングストン大学とクイーン・メアリー大学の科学者によって開発されたシステムで、ボブ・ディランにちなんで「Bot Dylan」と呼ばれています。「Bot Dylan」は、アイルランド音楽でよく使われる「ABC譜」(アルファベットだけで書かれた楽譜)を使ってアイリッシュ・フォーク/トラッド23,000曲を分析、そこに潜むパターンを見つけ出し、新たなオリジナル曲を生成しています。
「Bot Dylan」がオリジナル曲を生成するには、まず人間が基礎となる「ABC譜」の一つパターンを「Bot Dylan」に提供、それをもとに次のパターンを予測してオリジナル曲を生成します。科学者達はこの方法で、すでに10万曲以上のオリジナル曲を作成したと述べています。