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ドキュメンタリー『堤真一×火と氷の島アイスランド〜絶景街道1300キロをゆく〜』がNHK BSプレミアムで6月3日放送

2017/05/29 00:54掲載
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NHK『堤真一×火と氷の島アイスランド〜絶景街道1300キロをゆく〜』
NHK『堤真一×火と氷の島アイスランド〜絶景街道1300キロをゆく〜』
ビョーク、シガー・ロス、ムームらの出身地、極北の国アイスランドを俳優・堤真一が旅するドキュメンタリー『堤真一×火と氷の島アイスランド〜絶景街道1300キロをゆく〜』がNHK BSプレミアムにて6月3日(土)放送。堤真一の大自然紀行シリーズ第4弾。

●『堤真一×火と氷の島アイスランド〜絶景街道1300キロをゆく〜』
NHK BSプレミアム 6月3日(土)後9:00

俳優・堤真一の大自然紀行。シリーズ第4弾は、極北の国アイスランド。氷河や火山、大地の裂け目や巨大滝など、地球のはじまりのような光景が広がる。なぜ人々はこの大地に足を踏み入れ、生きることを選んだのか?堤は1周1300キロの「絶景街道」を旅する。そこでは、息を飲む美しい景色や、妖精を信じ、自然に寄り添って暮らす魅力的な人々との出会いが待っていた。旅の最後、天空に現れたオーロラが、堤の心を揺さぶる。

<番組スタッフから>

【どんな番組ですか?】
2013年から放送している、俳優・堤真一さんの大自然紀行シリーズ第4弾です。第1弾はカナダ北西海岸で聖なる白いクロクマ「スピリットベア」と出会い、第2弾は南米パタゴニアで人類の祖先のグレートジャーニーの足跡をたどり、第3弾ではオーストラリアの南海岸から中央砂漠地帯のウルル(エアーズロック)まで3千キロを走ってアボリジニの人々と出会いました。第4弾の今回は、北大西洋の孤島・アイスランドを訪ね、厳しい自然と共に生きる人々との出会いを重ねます。

【番組の見どころは?】
堤さん自身、もともと「自然と人間」のあり方に強い興味を持っているので、毎回、新しい「発見」を楽しみながら旅をしています。今回も、独特の世界観を持つアイスランドの人々(アイスランダー)と数多くの出会いがあり、大いに刺激を受けた様子でした。どんな人と出会って、堤さんが何を感じたか、是非、ご覧になって確かめていただきたいと思います。堤さんは語るべき「言葉」を持った旅人ですので、その一言、一言を聞いて、噛み締めていただけたら、視聴者の方々も一緒に旅をしているように感じられるでしょう。
それと、活火山と氷河が同居するアイスランドのユニークな自然景観も、見応えがあると思います。あいにく取材した4月はまだ真冬で、吹雪や強風に悩まされましたが、たまに顔を出す太陽が、素晴らしいパノラマを見せてくれます。番組の最後には、北極圏に近いアイスランドならではの絶景「オーロラ」も現れます。過酷な旅のご褒美とも思える絶景の数々をご堪能ください。

【この番組を企画したきっかけは?】
アイスランドは、地球とは別の惑星を想起させる景観ゆえ、多くの映画の撮影地となっている国です。また近年、日本からの観光客も爆発的に増加しつつあると聞きます。そんな地を堤さんが旅し、出会いを重ねることで何を感じるのか、とても興味がありました。想像した通り、堤さんとアイスランダーたちの間にさまざまな化学反応が起き、多くの「名言」、「名シーン」が生まれました。

【心に残った言葉は?】
 「幸せです……」。
旅の最後に、堤さんが語る言葉です。道中、さまざまなアイスランダーと出会えたことへの、堤さん自身の率直な感想です。

 「諦めたくなかったんだ。島を愛しているから」。
ヘイマエイ島1973年の大噴火があった際、港と住宅を守るために大活躍したマリノさんの言葉です。語り口はソフトですが、とても重みのある言葉でした。

【この番組を取材するなかで新しい発見や、驚いたことはありましたか?】
 ・4月のアイスランドは「冬」だということ。撮影初日から吹雪と暴風に見舞われ、凍り付きました。「氷国」を、ナメてはいけません。でも、悪天候の後には、必ず「絶景」が待っています。
 ・アイスランドの近海には体重1トンにもなる「グリーンランドシャーク」が生息している こと。その肉が、かつては「食料」として、飢えるアイスランド人を救ったという話にも驚きました。
 ・ヘイマエイ島では、1973年の大噴火の際、人々が5ヶ月間、溶岩に水を掛け続けて、天然の良港が埋められてしまうのを防いだ、という史実。ビックリしました。

【見てくださる方に一言】
シリーズ4本目。旅人として進化を続ける堤さんの「素」の魅力が炸裂している番組ですので、多くの方にご覧いただければ、幸いです。
6月3日(土)の第4弾放送の直前、5月31日(水)?6月2日(金)に、これまでのシリーズ3本も再放送されますので、併せてご覧ください!

(番組プロデューサー 清水哲也)

※予告映像も番組ページ
http://www4.nhk.or.jp/P4498/