謎めいた素性とエキセントリックな音楽で知られる
ザ・レジデンツ(The Residents)。彼らの謎に迫るドキュメンタリー映画『めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービー』(原題:THEORY OF OBSCURITY A FILM ABOUT THE RESIDENTS)の予告編映像が公開。
本作は7月1日より東京のシアター・イメージフォーラム、7月8日より大阪のシネ・リーブル梅田にて公開されます
以下、プレスリリースより
1966年頃、アメリカ・ルイジアナ州で結成。’74年にアルバム『ミート・ザ・レジデンツ』をリリースしてから現在に至るまで、40年以上に渡り活動を続けながらも、いまだ実像が明かされていないアーティスト集団、ザ・レジデンツ。『めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービー』は、膨大なアーカイブ映像と、関係者へのインタビュー、そして活動40周年を記念したツアーの模様をとらえ、その謎に迫るドキュメンタリー映画だ。
この度、解禁された予告編には、始めに「その集団には性別はない/性格もない/彼らには顔すらない」というザ・レジデンツのマニフェストとも言える言葉がひかれている。続けて過去のニュース素材などの断片から、インタビューにも応じず、“めだま”を決して脱ぐことなく世間を困惑させてきた様子が映し出されている。その正体を巡っては、様々な憶測が飛び交い、ザ・ビートルズのジョージ・ハリスンがお面を被っているのではないか? あるいはU2のボノやヴァン・ヘイレンなどの有名ミュージシャンがその正体なのでは、と噂された時期もあったというから驚きだ。
またザ・レジデンツは、その音楽性に加えて、ルーツはアートにあると語る証言もある。実際に、彼らの映像作品の一部が、MoMAに収蔵され、芸術作品としても高く評価されているのがそれを裏付けている。加えて、ザ・レジデンツを熱狂的に愛している人々の姿、「ザ・シンプソンズ」の作者マット・グレイニング、プライマスやトーキング・ヘッズなどのバンド関係者等、一癖も二癖もある著名人がこぞってザ・レジデンツへの愛を語っている様子が映し出されており、ますます本編に期待が膨らむところだ。
●『めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービー』
The Residentsの営みは、だからなんなんだ、と言う問いの何もかもをことごとく無にする。なぜか。その答えがこの映画でわかる。―湯浅学(音楽評論家/湯浅湾)
生きる伝説!アメリカン・ポップカルチャーの反逆者
謎に包まれたアーティスト集団「ザ・レジデンツ」初のドキュメンタリー映画!
1966年頃、アメリカ・ルイジアナ州で結成。'74年にアルバム『ミート・ザ・レジデンツ』をリリースしてから現在に至るまで、40年以上に渡り活動を続けながらも、いまだ実像が明かされていないアーティスト集団、ザ・レジデンツ。『めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービー』は、膨大なアーカイブ映像と、関係者へのインタビュー、そして活動40周年を記念したツアーの模様をとらえ、その謎に迫るドキュメンタリー映画です。
ザ・レジデンツは、音楽のみならず、巨大な目玉アイボールをはじめとした衣装、映画や映像の制作、レコードやCDのアートワーク、ライブでのパフォーマンス、そしてその活動全てにおいての無名・匿名を貫く存在自体がコンセプチュアル・アートのようでもあり、一部の映像作品はMoMAに収蔵されるなど、その芸術性も高く評価されています。
また多くのミュージシャンから敬愛されるザ・レジデンツ。我こそは!と本作のインタビューに応じるミュージシャンたちもくせ者揃い。アヴァンギャルドな音楽家たちがこぞって出演しています。音楽ファンならば誰しも耳にしたことがあるけど、誰もそのほんとうの姿を知らないザ・レジデンツの謎が遂に明らかになる・・・?
監督:ドン・ハーディー
出演:マット・グレイニング(『ザ・シンプソンズ』原作者)、レス・クレイプール(プライマス)、ペン・ジレット(コメディアン)、ジェリー・ハリスン(元トーキング・ヘッズ)、ゲイリー・パンター(漫画家)、ジェリー・キャサーレ(元DEVO)、クリス・カトラー(元ヘンリー・カウ)、エリック・ドリュー・フェルドマン(元キャプテン・ビーフハート・アンド・ヒズ・マジック・バンド)、ホーマー・フリン、ハーディー・フォックス、ジェイ・クレム、ジョン・ケネディ(クリプティック・コーポレーション)
[劇場公開]
東京:シアター・イメージフォーラム 7/1(土)〜
大阪:シネ・リーブル梅田 7/8(土)〜
▼映画「めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービー」オフィシャルサイト
http://www.imageforum.co.jp/theresidentsmovie2015年|アメリカ|ステレオ|87分|原題:THEORY OF OBSCURITY A FILM ABOUT THE RESIDENTS|提供:キングレコード、ダゲレオ出版、boid|配給:ダゲレオ出版
(c) 2015 Film Movement, LLC