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<世界を変えたレコード展〜レコードコレクションからたどるポピュラーミュージックの歴史>が大阪で開催

2017/05/17 18:12掲載
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世界を変えたレコード展〜レコードコレクションからたどるポピュラーミュージックの歴史
世界を変えたレコード展〜レコードコレクションからたどるポピュラーミュージックの歴史
<世界を変えたレコード展〜レコードコレクションからたどるポピュラーミュージックの歴史>が、6月21日(水)より大阪・グランフロント大阪北館にて開催。入場無料。

本展は、金沢工業大学が所蔵する24万枚を越えるアナログ・レコードや、書籍・雑誌をはじめとする膨大な音楽資料を編集・構成し、ポピュラーミュージックの魅力をさまざまな角度から紹介する展覧会。会場構成・展示プランは、金沢工業大学環境・建築学部 宮下智裕研究室の学生たちが担当。デジタル時代に生まれ育った学生たちが現代の視点と感性で考案・構築しています。

世界を変えたレコード展
レコードコレクションからたどるポピュラーミュージックの歴史


●2017年6月21日(水)〜7月23日(日)
【入場無料】午前11時〜午後7時まで(入場は閉場の30分前まで)
グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボ
※ご入場の際は、北館1Fカフェラボ横の直通エスカレーターをご利用ください。
大阪府大阪市北区大深町3-1

<はじめに>

レコードの誕生、それは、まだ見ぬ夢の旅のはじまりでした。
黒い円盤から流れる音楽、アーティストたちのHOTでCOOLでスタイリッシュなメッセージに共感し、31.3センチ四方のジャケットARTに魅了され、夢の記録メディア=レコードの登場は、ファッションやライフスタイルなど、私たちの暮らしを、世界を、瞬く間に一変させました。
ジャズ、ロック、カントリー、ブルース、R&B、J-POP…、いくつものジャンルに分類されながらも、常に大衆の心をとらえてきた音楽、それが「ポピュラーミュージック」。1948年に登場したLPレコードは、ラジオ、映画、雑誌など、いろいろなメディアと連動して、「ポピュラーミュージック」の表現の場を広げることに貢献しました。
今回『世界を変えたレコード展』と題した展覧会を開催します。金沢工業大学が所蔵する24万枚のレコードコレクションから「ポピュラーミュージック」の歴史をたどることは、20世紀という時代がいかに創造的であったかを見直させてくれることでしょう。さらに未来につながるまだ見ぬ夢の旅を一緒にお楽しみください。本展では約5,000枚のレコードジャケットをご覧いただけます。

<見どころ>

●ミュージック・クロニクル

PMC所蔵のアナログレコード、雑誌や蔵書などを50mにもおよぶかつてみたこともない巨大年表「ミュージック・クロニクル」とともに重ね合わせながらご紹介します。
さらにポピュラーミュージック史上重要な出来事をクローズアップする7つの<インスタレーション・ブース>では世界を変えた瞬間を体感していただけます。

●ジャケット・アート・ギャラリー

「アート」としてのレコードジャケットの魅力に迫り、24万枚の中から選び抜かれた150点を展示します。

【会場構成・展示デザイン】

本展は、デジタル時代に生まれ、レコードを知らずに育った学生たちが現代の視点で監修者である立川直樹氏や担当教員宮下智裕准教授とともに膨大なコレクションを編集・構成し、展示プランを練り上げました。

<ポピュラー・ミュージック・コレクションについて>
金沢工業大学ポピュラー・ミュージック・コレクション(PMC)は、アナログレコードが持つ、ジャケットの芸術性と技術や文化の関係に価値を見い出し、学生の感性を刺激するという大きな役割を持って1992年に開設されました。
本展監修である立川直樹氏からの17,000 点におよぶレコードの寄贈を受けて1992 年にスタートし、その後、音楽関係者、愛好家から寄贈を受け、現在24 万枚を超えるレコードと国内外の雑誌や書籍などの音楽関連資料を所蔵し、ポピュラーミュージックの総合アーカイブス、音楽ファンの聖地として知られ、一般にも公開しています。
本展でご紹介するレコードおよび関連資料は、すべて金沢工業大学PMC が所蔵しています。

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://www.kanazawa-it.ac.jp/record/