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Googleが機械学習技術を使用して音を合成する新しいプログラム「NSynth」を開発、サンプル音源あり

2017/05/17 04:22掲載
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Google Magenta
Google Magenta
Googleが機械学習技術を使用して音を合成する新しいプログラムを開発。Googleが取り組んでいる、機械学習による音楽や美術生成を目指すプロジェクト「Magent」によって開発されたこのプログラムは「NSynth(Neural Synthesizer)」と呼ばれています。

このプログラムには、実際の楽器(オルガン、フルート、ベースなど)のサンプルが提供されており、それを機械学習を使用して音を合成して新しいサウンドを生成します。従来のシンセサイザーとは異なり、「NSynth」は人工知能のディープニューラルネットワークを使用して個々のサンプルのレベルでサウンドを合成して新しいサウンドを作り出しているとのこと。

「NSynth」は現在、ベース+フルート、オルガン+フルート、ベース+オルガンのハイブリッド・サウンドを公開しています