Alice Coltrane / The Ecstatic Music of Alice Coltrane Turiyasangitananda
ジョン・コルトレーン(John Coltrane) の妻で、自ら奏でるピアノ、ハープを駆使した数々の作品を残す
アリス・コルトレーン(Alice Coltrane) 。没後10年に解禁された秘蔵音源を収めたアルバム『The Ecstatic Music of Alice Coltrane Turiyasangitananda』から「Om Rama」が無料ダウンロード可。米ラジオ局KCRWの無料DL企画<TODAY'S TOP TUNE>の最新音源として期間限定で配信されています。
DLは以下で
http://www.kcrw.com/music/shows/todays-top-tune/alice-coltrane-om-rama アルバムは以下で全曲フル試聴可
VIDEO
以下、日本盤(日本語解説付国内仕様盤)のリリース・インフォメーションより
アリス・コルトレーン 没後10年に解禁された音楽史の秘宝 身内のみに配られていた、計4本のカセット・テープから厳選収録・初CD化 ! ジョン・コルトレーン作品、そして14枚に及ぶ彼女のオフィシャル・リリースでは聞くことのできないヴォーカルまで披露 ! CD (国内仕様盤) には、CD (輸入盤)には未収録/2LP (輸入盤) のみに収録されているボーナス・トラック付き (帯裏にDLコード記載) ! シュギー・オーティス、ムタンチス、ウィリアム・オニーヴァーなどの秘蔵音源を発掘してきたの超人気シリーズ、待望の新作 ! 現在も高い人気を誇るファラオ・サンダースなどに代表されるスピリチュアル・ジャズの原点であるジャズ界の巨人、ジョン・コルトレーンの妻にして自ら奏でるピアノ、ハープを駆使した数々の名作を残すアリス・コルトレーン。若いクラブ・ミュージック・ファンにはフライング・ロータスの叔母としても知られる彼女の没後10年を迎えた2017年、自らのスピリチュアル・コミュニティ内にのみカセット・テープ・フォーマットで発表していた幻の音源がついにその姿を現す ! 彼女は1983年に48エーカーの広さを誇るSai Annata Ashramを設立し、そこでプライベートな作品をカセット・テープに吹き込んで身内のみに発表していた。これらの作品において彼女は、6枚のジョン・コルトレーン作品、そして67年の「A Monastic Trio」から14枚に及ぶリーダー作に至る彼女のオフィシャル・リリースでは聞くことのできないヴォーカルまで披露しており、自らハープを演奏しながらの弾き語りから、24名に及ぶヴォーカル・アンサンブルに至るまで多様なスタイルで自らのスピリチュアリズムを具現化している。晩年の4半世紀の重要な活動の結実となった一連のカセット・テープの最初のリリースとなったのは1982年の「Turiya Songs」で、続いて発表されたのが「Divine Songs」(1987)、さらに「Infinite Chants」(1990)、「Glorious Chants」(1995)という合計4本が残されており、インドのモードを駆使しながらウーリッツァーなどエレクトリック・ピアノなどを使ったアレンジは、彼女が培ってきたバップやブルースといった西洋音楽の要素と東洋のスピリチュアリズム、そして特にインド音楽とを融合させた唯一無二のものだ。それこそがただの宗教音楽に止まらない独自の魅力を作り出しているのであり、彼女の音楽は後世のジャズ・ミュージシャンはもとより甥であるフライング・ロータスが主宰するからリリースされているカマシ・ワシントン、そして彼も参加しているケンドリック・ラマーらジャズを飛び越えた数多のアーティストたちに伝播し、そして支持されている。ジャイルス・ピーターソンのラジオ・ショウ「WorldWide」においてエリカ・バドゥが自らのセットに彼女の楽曲をピックアップしたり、フォーテットがジェイミー・カラムのラジオ・プログラムで披露したスピリチュアル・ジャズ・ミックスでルーティーンに取り入れていることでも分かる通り、その影響はジャンルを超えて現在の音楽の中に息づいていると言えるだろう。
●『The Ecstatic Music of Alice Coltrane Turiyasangitananda』
1. Om Rama
2. Om Shanti
3. Rama Rama
4. Rama Guru
5. Hari Narayan
6. Journey in Satchidananda
7. Er Ra
8. Keshava Murahara