NHK『ハートネットTV「もっともっと歌いたいぜ ―パーキンソン病と闘うロック歌手の日々―」』
44MAGNUMのヴォーカル、PAULこと梅原達也を特集したドキュメンタリー『もっともっと歌いたいぜ ―パーキンソン病と闘うロック歌手の日々―』がNHK EテレのハートネットTVで5月11日(木)放送。
●ハートネットTV「もっともっと歌いたいぜ ―パーキンソン病と闘うロック歌手の日々―」
NHK Eテレ 5月11日(木)午後 8時00分〜
再放送:NHK Eテレ 2017年5月18日(木)午後 1時05分〜
現在日本に10万人以上の患者がいるといわれる難病のパーキンソン病。最新医療でも未だ完治できない病気の一つで、手の震えや行動が緩慢になる症状が日常生活に支障をきたし、進行によっては死に至る場合もあります。
そんな難病と闘いながら、ステージで激しくシャウトするロック歌手がいます。1983年にメジャーデビュー、X JAPANなどにも多大な影響を及ぼした伝説的バンド・44MAGNUMのボーカル、ポールこと梅原達也(55)です。
2006年、自ら「若年性パーキンソン病」と公表、闘病しつつ音楽を続けると宣言しました。しかし病状は進行し、やがて声も思うように出せなくなります。それでもポールは、医師から注意されたにもかかわらず、本来の20倍の薬を飲み、一時的に症状を収めながらステージに立ち続けました。そして薬の過剰摂取はやがて、ポールの身体の自由を奪ってしまいます。
2016年8月、ポールはある決断をします。頭の中に電極を埋め込み、脳神経を制御する手術です。症状は多少改善されましたが、完全に治るものではありません。それでも再びステージに立てる可能性があるなら・・・
今年4月4日に行われる44MAGNUMのコンサートで、自らがヴォーカルとして復活するため、難病と闘い続けるポールの日々を見つめます。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/program/index.html?id=201705112000