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ボブ・ディラン「Mr. Tambourine Man」のモチーフになった人物 ブルース・ラングホーンが死去

2017/04/17 12:55掲載
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Bruce Langhorne
Bruce Langhorne
ボブ・ディラン(Bob Dylan)の名曲「Mr. Tambourine Man」のモチーフになった人物で、『イージー・ライダー』で知られるピーターフォンダの監督作『さすらいのカウボーイ(The Hired Hand)』の音楽を手がけたことでも知られるフォーク・シンガー/セッション・ギタリストのブルース・ラングホーン(Bruce Langhorne)が4月14日、米カリフォルニア州ヴェニスにある自宅で死去。78歳でした。

●「Mr. Tambourine Man」(wikipediaより)

「ミスター・タンブリン・マン」とは、フォーク・シンガーでありセッション・ギタリストだったブルース・ラングホーン(Bruce Langhorne)がモデルだという。ディランは、キャロリン・ヘスターとのレコーディングの際に彼と知り合った。彼が持っていたトルコのFrame Drumの形がタンブリンに似ていたことから、彼のことを「ミスター・タンブリン・マン」と呼び、曲が生まれた(ブルース・ラングホーンが「タンブリン」を持った写真)。この「タンブリン」は、ラングホーンがグリニッジ・ヴィレッジで購入したもので、周りには小さなベルがついており「ジングル」サウンドを奏でる。この「タンブリン」は、現在Experience Music Projectのミュージアムに収蔵されている。