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ジャズ・ヴァイオリニスト寺井尚子が表紙を飾り、松田聖子のジャズ・アルバムの全貌にも迫った『JAZZ JAPAN Vol.80』が発売

2017/03/16 16:59掲載
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JAZZ JAPAN  Vol.80
JAZZ JAPAN Vol.80
ジャズ・ヴァイオリニストの寺井尚子が表紙を飾り、松田聖子のジャズ・アルバムの全貌にも迫った『JAZZ JAPAN Vol.80』がシンコーミュージックから3月20日発売。巻頭では寺井尚子がピアソラ・オマージュ作『ピアソラモール』を語ります。
●YOUNG GUITAR 2017年5月号増刊
『JAZZ JAPAN Vol.80』
A4変型判/176頁/定価1,030円(税込)/3月20日発売

■寺井尚子
ピアソラへの熱き想い
Piazzollamor Naoko Terai

アルゼンチン・タンゴを芸術の域に昇華させた不世出の巨匠、アストル・ピアソラの没後25周年を迎えた2017年。日本のジャズ・ヴァイオリン界の巨匠、寺井尚子によるピアソラ・オマージュ作『ピアソラモール』が完成した。昨年の「東京JAZZ」では、ピアソラの良き相棒でもあったパブロ・シーグレルとの驚くべきステージを披露した寺井。「自分を通過したピアソラのタンゴを表現したい」という意欲のもとで制作されたこの作品とピアソラへの熱き想いを聞いた。

■SEIKO JAZZ
構想6年を経て実現したSEIKO MATSUDAのJAZZ

3月8日に驚くべきニュースがもたらされた。あの国民的歌手、松田聖子のジャズ・アルバムがリリースされるというのだ。近年、ジャズとの関わりを深めていたことは知られるが、ジャズ・アルバムをニューヨークでレコーディングしていたことは、聖子ファン、ジャズ・ファン(ここにも聖子ファンは多い)にも驚天動地の出来事だ。我々はプロデューサーである川島重行氏に急遽取材を申し込み、松田聖子、デビッド・マシューズ、ニューヨークのファースト・コール・ミュージシャンが作り上げた2017年最高の話題作の全貌を明らかにする。

■2010年代に頭角を現した新鋭アーティスト60
The BIOGRAPHICAL ENCYCLOPEDIA OF JAZZ:From 2010 to the Future

2000年に入ってからのブラスバンド活動の定着、音大におけるジャズ教育の本格化などの要因で、2010年代に入り、ジャズ・プレイヤーを目指す若者が以前より目立つようになってきた。ここではアーティスト本人にアンケート形式でご協力をいただき、ジャズ界の未来を担う若いアーティストを、既存のフィルターをかけずに60名紹介。彼ら、彼女らの正確なプロフィールをお届けすると同時に、その人間性や音楽への想いといった側面にもスポットを当てた。

■NISSAN PRESENTS
JAZZJAPAN AWARD 2016 CEREMONY & LIVE!
8アーティストの豪華競演

昨年のジャズに関連する最も輝いたアーティスト、作品、イベント、オーディオ機器を表彰する《ジャズジャパン・アワード 2016》のセレモニー&ライヴが横浜・日産グローバル本社ギャラリーで開催された。今年はソロも含め8組のアーティストが華麗なパフォーマンスを繰り広げ、詰めかけたギャラリーを圧倒、改めて現代ジャズ界を牽引する彼らのパワーを実証するステージとなった。その白熱のステージの模様をレポートする。

■辛島文雄を偲ぶ
~稀代のジャズ・ピアニスト、ラスト・ライヴの記録~

ジャズ・ピアニスト、辛島文雄が亡くなった。エルビン・ジョーンズを筆頭に、その才能は世界的に認められ、常にトップランナーとしてシーンをリードし続けた存在だっただけに日本ジャズ界の喪失感は大きい。ここでは緊急の追悼特集として、辛島が残されたエネルギーを全て注いだ鬼気迫るラスト・ライヴの模様と、その人となりについて、彼の活動を40年にわたり支え続けたピットインミュージック・プロデューサー、品川之朗氏に語ってもらった。

■Interviews
岸ミツアキ/宮里陽太/ステイシー・ケント/ケビン・ヘイズ/TRIX/AQUAPIT/堀秀彰(N:Lab)