死んだらJ-POPが困る人、 CDジャケットデザイナー 木村 豊
スピッツ、椎名林檎、木村カエラ、ユニコーン、ASIAN KUNG-FU GENERATION、Superfly、きのこ帝国、スーパーカーなど。様々なアーティストの作品を手がけているCDジャケットデザインの第一人者、木村 豊の仕事と思考を紹介する書籍『死んだらJ-POPが困る人、 CDジャケットデザイナー 木村 豊』がエムディエヌコーポレーションから3月27日発売。
本書では、多くの人に知られるスピッツや椎名林檎などのアートワークをどのように考えて創ってきたか、そしていまもアジカンやSuperfly、木村カエラ、ユニコーン、きのこ帝国などの人気アーティストのジャケットを作り続けていられる理由は? またそもそも音楽のジャケットとはどのような役割を持つのか?など、木村 豊が自身の仕事、そしてデザインの考え方について語り下ろした書籍となっています
●『死んだらJ-POPが困る人、 CDジャケットデザイナー 木村 豊』
江森 丈晃 著
A5判 / 216P
ISBN978-4-8443-6650-8 / 価格(本体1,600円+税)
2017年03月27日発売
※以下、インフォメーションより
CDジャケットデザインの第一人者、木村 豊。
手掛けているアーティストは、スピッツ/椎名林檎/東京事変/木村カエラ/ユニコーン/アジアン・カンフー・ジェネレーション/Superfly/きのこ帝国/赤い公園/スーパーカー/ぼくのりりっくのぼうよみ/七尾旅人など。
木村 豊がいなかったら、日本のポップミュージックのビジュアルがどれだけさみしいものになっていたか。この本は、そんなトップ・デザイナー木村 豊が自身の仕事、そしてデザインの考え方について語り下ろした書籍です。
こんな凄腕デザイナー、知らない人がいるなんておかしい!
●CONTENTS
【巻頭】アーティスト&関係者が見る木村 豊
さまざまなアーティスト、関係者が木村 豊をどのように見ているか! また、それぞれ1点ずつ木村 豊のジャケットをセレクト。なぜそのジャケットを選んだのか、コメントを寄せます。
【第一章】いろんなミュージシャンのジャケットを創ってきた木村 豊がこれまで手掛けてきたミュージシャンについて、多彩なエピソードを交えながら、どのような思いで創ってきたのかを語ります。
【第二章】ジャケットデザインに込められた思想
「ジャケットとは音楽にとってどのような存在か」「残るジャケットとは何か」「映画のようなストーリー性を感じさせるジャケットとは?」さまざまな切り口で、ジャケットデザインとは何かを話します。
【第三章】デザイナーになる前、デザイナーになったあと
CDの売れ行きが伸びていく80年代後半にキャリアをスタートさせた木村 豊。そして、90年代中頃からその才能を開花させていきます。日本のジャケットデザインも大きく変革をとげた時期と重なります。当時、その状況をどう見ていたのか、自身のジャケットは同時代と並走しながら作られていたのか。
【第四章】誰も知らないCDジャケットづくりの裏側
木村 豊のCDジャケットは、フォトディレクション、タイポグラフィー、色使い、
グラフィック、全方位にすごい。その秘密はどういったところにあるのか。さまざまなジャケットを例に語っていきます。
●表紙イラスト
表紙のイラストはアジアン・カンフー・ジェネレーションのCDジャケットでもタッグを組むイラストレーター、中村佑介さんが担当します。