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ドラマ『コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜』の第3シーズンが7月から放送開始、メインキャストが再集結

2017/03/10 13:30掲載
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コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜 (c)フジテレビ
コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜 (c)フジテレビ
フジテレビ系ドラマ『コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜』の第3シーズンが、7月から「月9」枠で放送されます。山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介らメインキャストが再集結

以下、プレスリリースより

●『コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜』
2017年7月放送開始 毎週月曜21時〜放送

2008年7月、日本初にして唯一のドクターヘリをテーマに取り上げたドラマ『コード・ブルー』がスタート、大好評の内に全11回の放送をおえ、翌09年1月にスペシャル放送、2年と置かず10年1月からは2ndシーズンを放送した。大好評の中惜しまれながら最終回を迎えた『コード・ブルー』がついに2017年7月、月曜9時に帰ってくる!出演は過去3回と同様、山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介。シリーズの回を追う毎に大きく飛躍、5人全員が主役級俳優となった今、5人が揃ったことは奇跡とも言える。

『コード・ブルー』は「ドクターヘリ」に乗り込むフライトドクターを目指す若者たちの姿を初めて取り上げ、若者たちが真摯に命と向き合う姿が大きな反響を呼んだ。ドラマ『コード・ブルー』(2008年7月3日〜9月11日(木)午後10時〜放送)が誕生したのは「救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法」(ドクターヘリ特別措置法)が公布された2007年のまさに翌年。まだ、ドクターヘリの認知度が世間一般的に高くない中、配備を促進することを目的とした同法公布後に『コード・ブルー』が放送されたことは意義深いことであった。『コード・ブルー』(以後1stシーズンと呼ぶ)はフライトドクターを目指し全国から翔陽大学附属北部病院救命救急センターに藍沢耕作(山下智久)、白石恵(新垣結衣)、緋山美帆子(戸田恵梨香)、藤川一男(浅利陽介)といった医師たちが赴任しライバルたちと出会うところから始まる。さらにドクターヘリで既にフライトナースとして信頼を得ていた冴島はるか(比嘉愛未)と共に、互いに時にぶつかり、時に助け合いながら生死を左右する難問に日々向き合いながら次第に成長していく姿が描かれる。最終話ではトンネル多重衝突事故の大惨事の中、人命救助に必死に向き合う5人の姿が描かれた。スペシャル番組(2009年1月10日(土)午後9時より放送)ではトンネル事故後、謹慎していた5人が勤務に復帰した日に発生した列車脱線事故でのドラマが描かれる。セカンドシーズン(2010年1月11日〜3月22日(月)午後9時〜放送)ではフライトドクターの研修修了認定まであとわずかとなった彼ら4人の姿を中心に描かれた。クライマックスでは飛行機墜落によるドクターヘリの要請が入る。一回り成長した彼らが惨状を前に瞬間、瞬間に決断を迫られる中、命を守ることを第一に一人一人と向き合う姿が描かれた。全作を通じ、緻密な取材に基づきリアルな医療現場を描くと同時に、一人一人の個性を丹念に描き出す人間ドラマが大きな感動を呼んだ。

こうしたドラマへの反響が実際にドクターヘリの普及促進に大きな効果を発揮したことはドクターヘリ救急医療システムの普及促進を活動目的とする「救急ヘリ病院ネットワーク」(HEM-Net)会長、國松孝次氏の言葉に明らかだ。

「2007年当時全国で14機しかなかったドクターヘリが今年3月の奈良への配備で50機になり、おおむね全国配備を達成する。『コード・ブルー』がドクターヘリの存在を全国に知らせ、そこで活躍する医師や看護師たちの姿を見事に描いてくれたおかげです」と語っている。

さらに実際にドクターヘリに乗り込むフライトドクターの育成に打ち込んできた八戸市立市民病院救命救急センター今明秀医師も同院の研修医たちに話しを聞いたところ、半数は『コード・ブルー』をよく見ていたと語り、見ていた研修医の3割はドラマを見て救急医になることを志望し、さらに3割はドクターヘリに乗って活躍したいと思ったと語っている。さらに既に救急医としてドクターヘリに乗っている医師からも話しを聞くと全員ドラマからなんらかの影響を受けていると語ったそうで同作品が医療の現場に影響をもたらした証と言えるだろう。(今医師のコメント全文は資料文末に掲載)

その間にドラマに出演した5人も、大きな飛躍を果たした。1stシーズン放送当時は数作品で主演を務め「期待の新人」「若手有望株」と言われていた彼らが、その後数多くの作品で主演を務め、ヒットにつなげている。

山下智久は今作で月9主演5回目となり歴代最多出演3位タイとなる。フジテレビでは『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』、『SUMMER NUDE』他各局のドラマ、映画で主演を飾りバラエティ・俳優業にとどまらず歌手活動でも表現者として話題を呼び続け今に至る。

新垣結衣も、『逃げるは恥だが役に立つ』に主演し、各テレビ賞を総なめにしたのは記憶に新しいところ。『リーガルハイ』など記憶に刻まれるヒロインを演じ続け押しも押されぬ主演女優として活躍中。

戸田恵梨香もその後『LIAR GAME』シリーズや『鍵のかかった部屋』といった逆境に負けないヒロイン、芯の強いヒロインから他局のドラマ、映画でもコミカルな役、さらには偏執的な人物まで演じわけ、演技派として誰もが認める女優となった。
比嘉愛未も時代劇の可憐な姫から刑事役まであらゆる役を演じ、ドラマ、映画、舞台さらには多くのCMにも登場するなど活躍の場を広げ、世代、性別を超えた多くのファンに愛され支持される女優となった。

浅利陽介もテレビドラマ、映画、舞台にとどまらずバラエティにも出演、さらには配信ドラマ、CMなど活躍の幅を広げ、常に姿を見ない日はないほど。個性あふれる役、鍵を握る役を演じ続け個性派俳優の代表格として活躍している。

放送当時から最も活躍が期待される若手の5人だったが、上に記したように2008年の放送当初から9年の間に、多数の映画、テレビ番組などへの出演を果たし、5人が5人共に魅力あふれる俳優となった。今回満を持して3回目の連続ドラマ放送を迎えるに至った思いのほどをプロデューサーの増本淳は「タフな医療者に成長した彼らの活躍、責任が大きくなることに比例して大きくなった葛藤、30代を迎え結婚やキャリアなど人生の岐路に立つことで生じる迷い、など、より深みを増した物語を、奇跡の再集結を果たしてくれた豪華キャストたちと共に、さらにスケールアップした映像でお届けいたします」と語っている。

そんな思いを胸にお届けする3作目でも、「1stシーズン」、「2ndシーズン」と変わらず、あくまで「より多くの人命を救う」ために彼らは邁進し続ける。医師・看護師としてのキャリアも10年を超え、かつてはフェローであった5人が一人前の医師・看護師として救急救命の最前線で活躍する。

10年以上のキャリアを越えた彼らは仕事もプライベートも自分の人生と向き合い始める年齢でもある。あるものは救命を離れ新しい科で力を発揮し、あるものは家族を失い、あるものは恋人と出会い、あるものはライバルと熾烈な戦いを繰り広げ…と人生の新たな局面に立つ5人の新しいストーリーが展開される。5人の前に現れるニューカマーも注目を呼ぶことになると思われ、今後の発表にご期待いただきたい。

さらに彼らは新たな課題に直面する。それは、どんなスーパードクターも一人の医師がみられる命には限りがあり、全ての患者を救うことができない。多くの人命を救うためには後進の育成が不可欠だということ。

どこの世界でも人材育成が共通の課題であるが、人間の命に向き合う医療の現場では特に一つのあやまちが生死に関わる問題となるだけに困難を極める。

後進の育成の指針としてよく知られる山本五十六のことばに『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』というものがあるが、やらせて失敗したら患者が亡くなってしまう医療の世界ではいったいどうすればいいのだろうか。その困難な命題を問いかけていく作品となっている。

シリーズ3作目となる今回のドラマ放送決定のニュースに國松会長も「視聴者の皆さんの中でも前回放送時より、ドクターヘリが実際に活躍するニュースを目にしたり身近な人が救われた経験を持った方が増えているはず。当然、ドラマが描かなければならないテーマも変わっているはずです。ぜひ今回もこれまで同様、克明に現実の救急医療の現場を取材しリアルに描いてほしい」とより一層ドラマへ期待を寄せる。

國松会長の言葉を受け、増本プロデューサーも「ドクターヘリは、救急医療の現場ではあと20機ほど増やし70機位にする必要があるという見解が有力です。そんな日本のドクターヘリ普及促進の一助になれればと強く思っております」と気を引き締めている。

これまで累積約1年にもなる期間、共に一つの作品を作り出してきた5人。第二シリーズ制作時に既に堅い絆で結ばれていた5人だけにそのチームワークはお墨付き。他の誰も演じられない、シリーズ三作目に入る、そしてあらゆる経験を積んできた5人だからこそ描くことたできる『コード・ブルー』になるはず。

現在、クランクインに向け、スタッフ一同準備に邁進中だ。

今後は気になる他キャスト、今シリーズで新たに参入する彼らの後輩たちも発表される。新たな物語が今始まる。

●2017年7月放送開始コードブルーあらすじ

10年以上のキャリアを越えた彼らは仕事もプライベートも自分の人生と向き合い始める年代に達しそれぞれの道を歩みだしていた。

藍沢耕作(山下智久)は翔陽大学付属北部病院の救命センターを離れ、脳外科医として研鑽をつみさらなる高みをめざし日々オペを行っている。

白石恵(新垣結衣)は人手不足の翔北救命センターで今やフライトドクターのスタッフリーダーとして奮闘していた。

かつてはともにフライトドクターを目指していた緋山美帆子(戸田恵梨香)は翔北病院を離れ周産期医療センターで産婦人科医としての道を歩んでいた。

冴島はるか(比嘉愛未)は、今もフライトナースとしての道を究め続けエースとして活躍中。

また藤川一男(浅利陽介)も白石と共に翔北救命を支える整形外科専門の救命医となっていた。

それぞれに命と真剣に向き合いながら、あるものは家族を失い、あるものは恋人と出会い、あるものはライバルと熾烈な戦いを繰り広げるなど新たな局面を迎えていた…。

●『コード・ブルー』とは

翔陽大学附属北部病院救命救急センターに、フェローシップの一環としてやってきた若きフライトドクター候補生や指導医達、それにドクターヘリに携わる人々の奮闘と葛藤を描いたシリーズ。

フライドドクター候補生の4人は、冷静沈着で自分の腕を磨くことに貪欲、名医になることを目指す野心家、藍沢耕作(山下智久)、豊富な医療知識を持ちながら今一歩積極性に欠け自分に自信を持てずにいた白石恵(新垣結衣)、そんな恵とは対照的に負けず嫌いでプライドが高く情熱的な緋山美帆子(戸田恵梨香)、明るい反面、臆病で見栄っ張り、コンプレックスも抱える藤川一男(浅利陽介)。さらに最年少のフライトナースで看護師として抜群の技術を持つ冴島はるか(比嘉愛未)という5人を中心に自分自身の弱点や問題と向き合い、もがきながら成長していく姿をリアルに描いた。

●コメント

☆山下智久

7年ぶりのコード・ブルー。
久しぶりに5人で集まれる事、そして藍沢をまた演じられる事を嬉しく思い、
成長した姿を皆さまにお見せする事が出来たらと思います。
ドクターヘリの配備もスタート当初の14機から来月には50機になるという事で、ドラマを通して、実際に多くの方にドクターヘリの存在を広められた事は誇りであり、素直に嬉しいです。
新シーズンを通して、また少しでも貢献出来たらと思います。全情熱を注いで頑張ります。

☆新垣結衣

最初の『コード・ブルー』の撮影中に20歳の誕生日を祝ってもらったのが随分昔のような、ついこの間のような。
そしてまた20代最後の歳に『白石恵』と向き合う事になり7年ぶりの再集結ということで、とても大きな縁と使命と課題を感じています。
物語の中で状況や立場など、あらゆる事が7年前とは大きく変わったであろう今の新しい『コード・ブルー』を、あのとき共に懸命に駆け抜けたこの5人でまたやれる事がとても楽しみです。
観てくださる皆様に楽しんでいただけるように、何か感じて受け取ってもらえるように精一杯がんばります。

☆戸田恵梨香

7年という時を経て『コード・ブルー』をもう一度やるという事にとても重みを感じています。
この作品が持つパワーやエネルギーがとても強いからです。
決定してから「今の自分はどう変化したのだろう」と考えることがしばしばあります。
新たに生まれた感情や意識や忘れてしまった何かもあると思います。
今の自分がどうなっているのかよく分からないけれど、大切なものをたくさん知り手に入れたような気がします。
だからこそ、今の私にできる事を”緋山”と向き合いながら、
怒涛の日々をもう一度懸命に生きたいと思います。

☆比嘉愛未

7年振りにまたあのメンバーと空を飛べる!と思うと高揚感が収まりませんでした!
大好きな作品、チーム、そして冴島はるかという役柄をまた演じられる事に喜びが止まりません。
7年間、それぞれいろんな経験を経て
人として表現者としても成長した姿でまた共演出来る事も今から楽しみですし、私も誠心誠意心を尽くして行きたいと思います!
コード・ブルーファンの方も、初めてご覧になる方にも愛されるような作品を作っていきますので楽しみにして下さいね。

☆浅利陽介

スタッフ、そして同じキャストでドラマ『コード・ブルー』をまた作ることが出来て嬉しいです。
僕は二十代前半のときに、この作品に鍛えてもらいました。
医療シーン、医療用語、事故の現場などで演じることが難しかった記憶が甦ってきます。
何度もNGを出して、『もう一回、もう一回』と頭を下げていたことも。
今回は新しい人も入ってくると聞きましたので、そんなことがないように成長したと感じてもらいたいですが、そのような余裕があるのか…ハッキリいって不安です。
とにかく目の前の事柄に全力で取り組んで、「たくさん失敗してもいい!」と、開き直るわけでは決してありませんが、初心を忘れないように心掛けていきます。
余裕がある藤川一男ではなく、藍沢に男として勝つ気マンマンで挑んでいく、藤川を見せたいなと思います。
沢山の方々にドラマを観てもらって、救急医療の発展にまた繋がれば嬉しい限りです。

☆プロデューサー増本淳

「コード・ブルー」は数ある医療ドラマの中で少し特殊なドラマです。スーパードクターの登場しない、リアルな医師たちの葛藤や成長を描いた物語で、視聴者の皆様だけでなく、現実に医療現場で働く医師や看護師の方々から支持を頂戴できたのもそのためだと考えています。5人の若き医療者の言わば日記のような物語であり、あの5人は放送を終えたあとも日本の何処かで変わらず命と向き合う日々を送っている、そんなふうに感じていました。キャストの5人とたまに会って話をする中でも「藍沢は、白石は、きっと今頃…」という話に必ずなります。そのため、彼らの物語は尽きることがありません。そんな話をする中で、新しい局面として皆様にお見せしたいと思っていたテーマが、「一人前になった彼らが人を教える立場になる」というものでした。今回のシーズンでは、ドクターヘリ専門研修を終え一人前に成長した彼らはかつての自分たちのような未熟な医師たちを教える立場になります。そして、教えるという行為は結局、自分の至らなさを再確認する行為であり、その行為を通じて彼らはさらに成長していきます。そんな姿を視聴者の皆さんにお届けしたいと思っています。少し話が堅苦しくなりましたが、とにかく、タフな医療者に成長した彼らの活躍、責任が大きくなることに比例して大きくなった葛藤、30代を迎え結婚やキャリアなど人生の岐路に立つことで生じる迷い、など、より深みを増した物語を、奇跡の再集結を果たしてくれた豪華キャストたちと共に、さらにスケールアップした映像でお届けいたします。そして、ドクターヘリは、救急医療の現場ではあと20機ほど増やし70機位にする必要があるという見解が有力です。そんな日本のドクターヘリ普及促進の一助になれればと強く思っております」

http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2017/170310-i064.html