これまで作品ごとに異なるテーマで独特の世界観を創りあげてきたエイミー。『ザ・フォーゴトン・アーム』(5作目)では帰還兵でボクサーの男性とその恋人の物語を描き、『スマイラーズ』では“揺るぎないハッピーさで笑顔を絶やさないポップカルチャー”を皮肉り、前作『チャーマー』では魅力をふりまく人たちとその魅力にふりまわされる人の心のポートレートを綴った。独自の鋭い観察眼で人の心の陰影を見事に昇華して描きだす彼女の歌詞は、これまでも多くの音楽ファンを惹きつけてきたが、去年アメリカ大統領選前に発表した楽曲「Can’t You Tell」では、トランプ氏の過剰な自己耽溺ぶりを一人称の本人目線で綴り、そのユニークな作風でも大きな話題を呼んだ。
01 Goose Snow Cone 02 Stuck In The Past 03 You Never Loved Me 04 Rollercoasters 05 Lies Of Summer 06 Patient Zero 07 Good For Me 08 Knock It Off 09 Philly Sinks 10 Simple Fix 11 Poor Judge