安彦良和の知られざる“原点”に迫る　エッセイ『原点 THE ORIGIN』が発売、トークイベントも

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』など数多くの作品を手掛けてきた漫画家・安彦良和と、東奥日報編集局次長・斉藤光政によるエッセイ『原点 THE ORIGIN』が、岩波書店より3月10日発売。

『機動戦士ガンダム』の生みの親の一人でもある安彦の知られざる“原点”に迫る本書。戦い、殺し合ってしまう人間を、なぜ、そしてどのように描いてきたのか。安彦氏の生い立ちからアニメ・マンガ界での出会いと模索など、作品世界のバックにある人間観が凝縮された1冊となっています。

また、本書の刊行を記念して著者2人によるトークイベント＜安彦ワールドのヒミツは青森にあり？＞が、4月1日（土）にジュンク堂書店池袋本店にて開催されます。トークでは二人に関係が深い「青森」がフィーチャーされるとのこと。入場料はドリンク付き1,000円。イベント終了後には二人によるサイン会も実施されます

●『原点 THE ORIGIN――戦争を描く、人間を描く』
発売日：2017年3月10日（金）
定価：1,800円（税抜）
仕様：四六判 / 並製 / カバー / 352ページ
ISBN：978-4-0006-1192-3

【CONTENTS】
○はじめに――安彦良和
○本書の成り立ちについて――斉藤光政
○第1章 冷戦の落とし子ガンダム
○第2章 北辺の地の少年
○第3章 弘前大学での“闘い”
○第4章 怒れる若者たち、その後
○第5章 サブカルチャーの波
○第6章 世界をリアルに見る
○あとがき――安彦良和
○付録――安彦良和エッセイなど
○安彦良和作品リスト