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『ブラタモリ』 奄美大島へ

2017/02/21 18:43掲載
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ブラタモリ
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『ブラタモリ』 鹿児島県の奄美大島へ。「奄美大島 〜自然をいかした 奄美の“宝”とは?〜」が3月4日に、「奄美の森」が3月25日に、「奄美の海 〜なぜ奄美は 生き物の楽園!?〜」が4月1日に放送されます。

■NHK総合『ブラタモリ』

●「奄美大島 〜自然をいかした 奄美の“宝”とは?〜」
2017年3月4日(土)午後7時30分〜8時15分

ブラタモリ、奄美大島へ!
鹿児島県の奄美大島は、鹿児島市から南におよそ380km、東シナ海に面した、山と海の大自然に恵まれた島です。そんな奄美自慢の特産品と言えば、奥行きのある黒色が特徴の絹織物・大島紬(つむぎ)に、ミネラルたっぷりの黒糖。いずれも豊かな自然が生んだ“宝”です。しかしその誕生には、江戸時代以降の奄美の厳しい環境と、人々の知恵が秘められていました。奄美の宝はどうやって生まれたのか?タモリさんがブラブラ歩きながら、南の島の知られざる歴史をひも解きます。
まずは大島紬の工房へと向かったタモリさん。大島紬の黒色は、テーチ木という島に育つ木を煮出してつくった染料から生まれます。しかしテーチ木だけだと、糸は赤っぽいまま。これを泥の田んぼにひたす「泥染め」を何度も繰り返して、はじめて黒色が生まれます。田んぼの灰色の泥からあざやかな黒色が生まれるのには、南国ならではの土にヒミツがあった!タモリさんが田んぼで泥染めに挑戦!?
さらにもうひとつの宝・黒糖づくりの現場へ向かったタモリさん。江戸時代、薩摩の支配下におかれた奄美では、黒糖を税としておさめるため、島のいたるところをサトウキビ畑にしなくてはいけませんでした。日々の食べ物にも事欠く暮らしの中で、奄美の人たちを救ったのは、島のシンボル・ソテツだった・・・とはいったい!?山一面にソテツが広がる壮大な風景に、タモリさんも感動!

●「奄美の森」「奄美の海 〜なぜ奄美は 生き物の楽園!?〜」
2017年3月25日(土) / 2017年4月1日(土)午後7時30分〜8時15分

奄美大島といえば、日本で初めて動物として天然記念物に指定されたアマミノクロウサギなど、ここだけにすむ「固有種」がたくさんいることで知られています。でも、どうしてそんなにたくさんの生き物がいるんでしょうか?森と海を舞台に、タモリさんが2回にわたって、奄美大島の大自然の秘密に徹底的に迫ります。
奄美の森に挑む前に、なぜかホームセンターへ向かったタモリさん。島の暮らしには欠かせないという、謎の「棒と箱」の正体は、毒蛇・ハブ対策グッズだった!? 森に入るのが不安になってしまったタモリさんですが、実はそのハブこそが、豊かな自然を守っていた・・・っていったいどういうこと?ハブにおびえながら探検した森の中で見つけた、奄美ならではの生き物とは?
タモリさんが人生ではじめてカヌーにチャレンジ!海の男がオールをあやつって川をくだり、マングローブの森へ!海水と淡水がまじりあう環境で、独自の進化をとげた生き物の不思議な姿に感動!
さらに、船に乗り込んで奄美の「海の楽園」へ!たどりついたのは、あるサカナの養殖場。黒潮が流れる海と奄美の複雑な地形が育んだ巨大魚、そのお味は?

http://www.nhk.or.jp/buratamori/yokoku.html#amami