ひみつのアッコちゃん(第2期) (C)赤塚不二夫・東映アニメーション
80年代に放送されたTVアニメ『ひみつのアッコちゃん(第2期)』の第1話「鏡の国のプレゼント!?」と、東映動画の魔女っ子シリーズ第3弾『魔法のマコちゃん』の第1話「初恋」が、東映アニメーション創立60周年公式YouTubeチャンネルにてオフィシャル・アーカイブ公開されています
●ひみつのアッコちゃん(第2期) 第1話「鏡の国のプレゼント!?」
■ストーリー
アッコちゃんは明るくて元気な小学5年生の女の子。パパはニュースキャスター、ママは絵本作家です。幼い頃パパからプレゼントされた手鏡を大切に使って、オシャレにも気をつかっています。ところがある日、この手鏡をおっちょこちょいのママがうっかり割ってしまいました。アッコちゃんはガッカリ、美しい満月の夜、壊れてしまった鏡を庭に埋めて泣きながら眠りにつきます。その晩のことでした。アッコは優しい声に呼ばれて目を覚まします。声の主は鏡の国の女王。今まで手鏡を大切に使ってくれたお礼に、魔法のコンパクトをあげるというのです。
「テクマクマヤコン、テクマヤコン、お姫様になあれ」
アッコちゃんがコンパクトを開け、鏡に向かって呪文を唱えると、どうでしょう!! たちまち素敵なドレスを着たお姫さまに変身してしまったのです。
■解説
ひみつのアッコちゃんが帰ってきた! 1969年に放映されて大ヒットした同名作品を、現代風にアレンジしてリメイク。作風も叙情的な少女路線から明るくエネルギッシュなコメディー寄りにシフトし、前作をしのぐ大ブームを巻き起こした。前作で主役のアッコを演じた大田淑子が、本作ではアッコのママを演じているのも興味深い。
■番組情報
放映期間:1988年10月9日〜1989年12月24日
放映時間:毎週日曜日18時00分〜18時30分
放映話数:全61話
放映局:CX系
■スタッフ
原作:赤塚不二夫
企画:原岡健一郎、清水賢治、木村京太郎、横山賢二、関弘美
製作担当:佐伯雅久
脚本:星山博之、武上純希、他
シリーズディレクター:芝田浩樹
演出:梅澤淳稔、山田徹、久岡敬史、他
キャラクターデザイン:兼森義則
美術デザイン:坂本信人
音楽:本間勇輔
■キャスト
アッコ:堀江美都子
モコ:杉山佳寿子
大将:塩屋翼
ガンモ:つかせのりこ
カン吉:上村典子
チカ子:山本圭子
キーオ:中原茂
パパ:銀河万丈
ママ:太田淑子
シッポナ:渡辺菜生子
佐藤先生:佐藤正治
森山先生:色川京子
鏡の国の女王:増山江威子
■あらすじ
アッコちゃんは美ヶ丘小学校の五年生。幼い頃パパからプレゼントされた手鏡を大事に使っていたが、ママに割られてしまう。壊れた鏡を庭に埋めるアッコ。その晩アッコは、鏡の国の女王さまから、鏡を大切にしたお礼に、どんな姿にでも変身できる魔法のコンパクトを贈られる。
(C)赤塚不二夫・東映アニメーション
●魔法のマコちゃん 第1話「初恋」
■ストーリー
人魚の国の竜王の末娘・マコは、人間の世界にあこがれ、掟を破って海上にでてしまう。
そこで見たはじめての人間・明に恋をしてしまったマコは、再び人魚に戻れないことを承知で、物知りおババに人間にしてもらう。
動物好きの浦島老人の家へ身を寄せ、明との再会を願うマコ。
父にもらったペンダントの不思議な力をもって人魚姫マコは、さまざまな人間との出会いを通して、本当の人間になっていく。
■解説
東映動画の魔女っ子シリ-ズ第3弾。
主人公の年齢も上がり、恋愛がテ-マになるなどして、物語的にもやや大人向けになっている。 また、公害問題などを扱った重いテ-マのエピソ-ドもいくつかある。
前2作と異なり、原作を漫画に求めていないオリジナル作品だ。原作とテロップされている浦川しのぶは、辻真先のペンネ-ムである
■番組情報
放送開始:1970年11月2日
放送終了:1971年9月27日
毎週月曜日 19:00〜19:30
テレビ朝日系列
全48話
■スタッフ
企画:横山賢二、宮崎慎一(NET)
原作:浦川しのぶ
脚本:辻真先、雪室俊一、岡本克己 他
監督/演出:芹川有吾、高見義雄、久岡敬史 他
キャラクターデザイン:高橋信也
美術監督:遠藤重義、山崎誠、横井三郎 他
音楽:渡辺岳夫
製作担当:原徹
■キャスト
マコ:杉山佳寿子
パパ:谷津勲
ママ:平井道子
太郎:丸山裕子
次郎:友近恵子
番長:大竹宏
■あらすじ
人魚の国のお姫さま・マコは、人間界にとても興味があり、掟を破って海の上をのぞいていたある日、船の甲板に佇む少年に心を惹かれました。やっぱり人間に逢いたい、その思いがつのりマコは…。
(C)東映アニメーション