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アメリカン・ルーツ・ミュージックを読んで聴いて楽しむCD付ブック『ロスト・ミュージック・オブ・アメリカーナ アメリカ音楽伝説の巨人たち』が発売

2017/01/26 13:12掲載
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ロスト・ミュージック・オブ・アメリカーナ アメリカ音楽伝説の巨人たち / 鈴木カツ
ロスト・ミュージック・オブ・アメリカーナ アメリカ音楽伝説の巨人たち / 鈴木カツ
魅惑のアメリカン・ルーツ・ミュージックを読んで聴いて楽しむ本『ロスト・ミュージック・オブ・アメリカーナ アメリカ音楽伝説の巨人たち』(鈴木カツ 著)がリットーミュージックから2月24日発売。収録ミュージシャンの代表作20曲を収録したCD付き
●『ロスト・ミュージック・オブ・アメリカーナ アメリカ音楽伝説の巨人たち』

著者:鈴木 カツ
定価:2,700 円(本体2,500円+税)
仕様:A5判/416ページ/CD付き
発売日:2017.2.24
ISBN:9784845629992
CD付き

※以下、インフォメーションより

<内  容>
21世紀を迎えたアメリカン・ポップス&ロック。勢いを失いがちだが、世界のポップス・シーンにいまだ大きな影響を与える力は衰えていない。アメリカン・ミュージックの核心ともいえるオールド・タイミーなルーツ・ミュージックは、いまでも“アメリカーナ”というくくりで脚光を浴びている。こうした意味合いにおいても、アメリカの文化遺産ルーツ・ミュージックは、“ロスト・ミュージック・アメリカーナ”として語ることができる。本書は、1920年代から50年代までに栄えたさまざまなロスト・ミュージック(失われたアメリカ音楽)を分かりやすく語るもの。著者既刊の『こだわりアメリカン・ルーツ・ミュージック事典〜先駆者60人の足跡』に書き下ろし原稿を20本加え増補。特別付録として、本書に登場する魅力あふれるミュージシャンの代表作を20曲収録したCDをパッケージする。また、登場ミュージシャンのイラスト・カラー口絵(切り取るとカードになる)付き。

【CONTENTS】
★は書き下ろし
第1章 ロスト・ミュージック・オブ・アメリカーナ 
01.ウクレレ・アイク★
02.ミルス・ブラザーズ★     
03.デューク・エリントン楽団★   
04.ソル・フーピー★         
05.ホギー・カーマイケル★     
06.デイヴ・アポロン楽団★      
07.ビング・クロスビー★       
08.ブラインド・ウィリー・ジョンソン★
09.エイモス・ミルバーン★      
10.キャッツ&ザ・フィドル★     
11.エラ・メイ・モーズ★       
12.ガス・キャノン&ジャグ・ストンパーズ★  
13.デロール・アダムス★       
14.ジョー・ヴェヌーティ★      
15.ギャビー・パヒヌイ★       
16.ジェフ・マルダー★

第2章〜楽しいカントリー・ミュージック〜    
17:ウィリー・ネルソン     
18:ムーン・マリカン      
19:バディ・エモンズ       
20:マール・トラヴィス      
21:カーター・ファミリー     
22:ジミー・ロジャーズ     
23:クリス・ブシロン      
24:ハンク・ウィリアムズ     
25:ジェイムズ・バートン  
26:アール・スクラッグス     
27:ジョニー・キャッシュ     
28:ウェイン・レイニー&ロニー・グロッソン  
29:ハーモニカ・フランク★     
30:メリル・ムーア★       
31:ダービー&タールトン★ 
32:ジミー・ブライアント&スピーディー・ウェスト★

★第3章〜ジャジーなサウンドに酔う〜     
33:エメット・ミラー       
34:フランク・シナトラ       
35:ボブ・ウィルズ&テキサス・プレイボーイズ  
36:ベニー・グッドマン楽団    
37:ナット・キング・コール    
38:フレッド・アステア      
39:ライル・リッツ        
40:エディ・ピーボディ      
41:フージャ・ホット・ショッツ  
42:フロイド・クレイマー     
43:ホーマー&ジェスロ     
44:レターメン          
45:ビリー・ホリデイ       
46:メンフィス・ジャグ・バンド  
47:ルイ・アームストロング    
48:ジョン・ピザレリ

★第4章〜ルーツ・ミュージックへの誘い〜     
49:エルヴィス・プレスリー   
50:ロバート・ジョンソン     
51:レイ・チャールズ       
52:エヴァリー・ブラザーズ   
53:サム・クック         
54:カール・パーキンス      
55:チャック・ベリー      
56:ビル・ヘイリー        
57:ポール・アンカ         
58:ルーヴィン・ブラザーズ    
59:ピーター・ポール&マリー   
60:リトル・リチャード      
61:マディ・ウォーターズ     
62:アレサ・フランクリン    
63:ビル・モンロー        
64:エリザベス・コットン

★第5章〜オールド・タイミーなアメリカを聴く〜     
65:フランク・ハッチスン     
66:ミシシッピ・ジョン・ハート   
67:デルモア・ブラザーズ     
68:レッドベリー         
69:ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズ  
70:ランブリング・ジャック・エリオット  
71:アラン・ローマックス     
72:サニー・テリー       
73:ピート・シーガー       
74:ジーン・リッチー       
75:ウディ・ガスリー       
76:エリック・ダーリング     
77:ボブ・ディラン       
78:クラレンス・ホワイト     
79:ザ・ウィーヴァーズ      
80:スタンリー・ブラザーズ

◎『ロスト・ミュージック・オブ・アメリカ』CD収録曲
01:エメット・ミラー・・・「ラヴシック・ブルース」
02:ソル・フーピーズ・ノヴェルティ・トリオ・・・「12番街のラグ」
03:デューク・エリントン楽団・・・「A列車でいこう」
04:ホギー・カーマイケル・・・「香港ブルース」
05:ジミー・ロジャーズ・・・「エニイ・オールド・タイム」
06:ナット・キング・コール・トリオ・・・「ルート66」
07:ガス・キャノン&ジャグ・ストンパーズ・・・「ウォーク・ライト・イン」
08:ムーン・マリカン・・・「東京ブギ」
09:ポール・アンカ・・・「クレイジー・ラヴ」
10:エラ・メイ・モーズ・・・「ハウス・オブ・ブルー・ライツ」
11:ウクレレ・アイク・・・「ファッシネイティング・リズム」
12:ルーヴィン・ブラザース・・・「アラバマ」
13:ボブ・ウィルズ&テキサス・プレイボーイズ・・・「スティール・ギター・ラグ」
14:レッドベリー・・・「朝日のあたる家」
15:キャッツ・ザ・フィドル・・・「ブルー・スカイ」
16:デイヴ・アポロン楽団・・・「スター・ダスト」
17:ブラインド・ウィリー・ジョンソン・・・「ダーク・ウォズ・ナイト」
18:サニー・テリー・・・「ウーピング・ザ・ブルース」
19:フージャー・ホット・ショッツ・・・「アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド」
20:ザ・ウィーヴァーズ・・・「グッド・ナイト・アイリーン」

著者 プロフィール
鈴木 カツ(鈴木 勝彦)

音楽評論家。 東京・築地生まれ、茅ヶ崎在住。日本大学芸術学部卒。新聞、雑誌、ラジオ番組、CD解説などと幅広く活躍。主な著作は、『ぼくのアメリカ音楽漂流』、『ディランズ・ビート』、『ロカビリー・ビート』(シンコー・ミュージック)、『カントリー&フォーク決定盤』、『アート・オブ・フォーキー』(音楽之友社)、『アコースティック・スウィング』(ヴィヴィド・ブックス)、『ボブ・ディランのアメリカ』、『アコースティック・スウィング340』(芽瑠璃堂出版)、『こだわりアメリカン・ミュージック事典』(NHK出版)、『洋楽で育ったぼくらの話』(エイ出版)、その他多数。アート・ディレクターとして本の装丁、レコード&CDジャケット・デザインなども手掛ける。近年は埋もれたアメリカン・ルーツ・ミュージック紹介に力を入れている。趣味は、バンジョー、ウクレレ、海釣り。