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米国唯一のミラーボール・メーカーで50年間、ミラーボールを作り続けている女性を特集したミニ・ドキュメンタリー映像が公開

2017/01/10 15:29掲載
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Yolanda Baker is the last disco ball maker in America
Yolanda Baker is the last disco ball maker in America
米国でミラーボール/ディスコボールを唯一製造しているメーカーで約50年間、ミラーボールを作り続けている女性を特集したミニ・ドキュメンタリー映像が公開中。

この会社はケンタッキー州ルイビルにあるOmega National Products。地元メディアのCourier Journalは先月、同社でこれまでの47年間に何万個というミラーボールを作った女性ヨランダ・ベイカーを取材。同僚に“Yo Yo”と呼ばれているというヨランダは、マドンナ、ビヨンセ、パール・ジャムなどのミュージシャンのほか、ニューヨークの伝説的ディスコ「Studio 54」や、映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のセットにも協力したミラーボール製造のレジェンド。御年70歳。

Omega National Productsでもディスコ・ブームに沸いていた時代には、25人のスタッフが毎日25個のボールを手作業で製造していましたが、その後に中国メーカーの参入などもあって現在はスタッフも減り、また2008年からは米国で唯一のミラーボール・メーカーとなっているそうです。

ヨランダは現在、2インチから36インチまで様々なサイズのミラーボールを日々製造しているとのこと。彼女は同メディアの取材に「私は私の仕事に誇りを持っています。誰かが“それはただのミラーボールに過ぎない”と言うかもしれないが、でもそれは本当ではありません。これは私の人生そのものです」と述べています