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ボブ・ディラン ノーベル文学賞受賞記念の最新ベスト盤に寄せて各界著名人がコメント

2016/12/15 12:41掲載
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ボブ・ディラン / ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン
ボブ・ディラン / ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン
ボブ・ディラン(Bob Dylan)のノーベル文学賞受賞を記念した最新ベスト・アルバム『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン』にあわせ、国内のミュージシャンや各界の著名人がメッセージを寄せています。

【コメント一覧】(五十音順・敬称略)

■AKLO(ラッパー)

Bob Dylanさんの声は耳を傾けたくなる独特でかっこいい声だなと思います。そして耳を傾けたときに聞こえるリリックはいろいろ考えさせられるという、表現者として魅力のレイヤーがいくつもあり、とても尊敬してます。

■池田エライザ(モデル・女優)

彼の曲はいつだって映画的で、それぞれの曲の中にの『わたし』自身がめり込んでいき、エゴが生まれ、慈悲がうまれ、愛が生まれる。そして人間を、生きることを、地球を、自分を、愛おしく感じさせてくれる。

■いしわたり淳治(作詞家・音楽プロデューサー)

誰もボブ・ディランを真似ることは出来ない。もし仮に彼を真似たとしても「ボブ・ディランみたいだね」と笑われてお仕舞いで、まともには取り合ってもらえない。それほどまでに強烈に個性的なミュージシャンがこの世に何人いるだろう。これまでがそうだったように、これからもボブ・ディランは、誰かに超えられることも、誰かを超えることもない。そんな孤高の地平の先で、彼は今日も魂の歌を歌っている。

■浦沢直樹(漫画家)

彼はずっと声を変え、顔を変え、ジャンルを飛び越えてきました。それはボブ・ディランという男の人生がどうあれば最も面白いものになるのかという壮大な実験だったような気がします。粋とは何か、いなせとは何か、生々しさとは何か、最後にニヤッと笑うにはどうすればいいのかを、僕たちに教えてくれます。

■大貫憲章(音楽評論家/DJ)

彼のことを「カッコいい!」と感じたのは、あの有名な「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」のPVを見た時。アートだなあ、と感心した覚えがある。アルバムはジャケの写真がイカしてる「ブロンド・オン・ブロンド」が曲も合わせて気に入った。2枚組でいろんな曲が「ロック」してる。ノーベル賞もすごいことだけど、そんなのもらわなくてもすごいのは分かってる。自分もいつもじゃないけど、彼を横目で見ながら、同じ時代を歩いてきたことに誇りと喜びを感じる。スゲーな、ディランって。

■大森南朋(俳優)

遠くの方から聴こえてくるわりにヤケに生々しいのが僕とってのボブ・ディラン。

■金子ノブアキ(ミュージシャン/俳優)

芸術家としての理想の佇まい、それを考えた時に真っ先に浮かぶ方です。エッジに立ち続ける勇気、最高です。

■桐山漣(俳優) 

僕が生まれた頃から彼はいて、世代ではないから馴れ親しむのは映画を観るようになって、大人になってからでした。彼の歌声にはどこかに哀愁を感じるし、心の凝り固まったところをそっと和らげてくれるようなやはり自由がいいと、そんな気持ちにさせてくれます。

■栗原類(モデル、俳優)

身近ではあるけど遠い人 常に実験的で哲学的な楽曲を作り続けている人 ある意味音楽の枠を超えたアーティスト 若い頃も素晴らしいけど、今となってはとんがっていてかっこいい 理想の年の取り方です。

■甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)

暴走各駅停車!!

スリル満点の絶叫マシーンなのだ!!

■菅野ヘッケル(ディラン愛好家)

「だれもディランのように歌えない」ボブは師であり、兄のような存在でもある。ぼくの人生はボブによって規定されている。

■園子温(映画監督)

僕にとってボブ・ディランは、高校時代に”生き方のすべて”において影響を受けた人。ミュージシャンを超えた、ひとりの”刺激的な表現者”である。

■永瀬正敏(役者)

1988年テネシー州メンフィスで初めてボブ・ディラン氏のライブを見ました、映画監督ジム・ジャームッシュ氏に誘ってもらって。シンプルなステージング、MC無しで次々と奏でられる曲、ただただ圧倒!その日からいまだにそのライブが忘れられません。“本物”はやはり永遠に記憶から消えないんだな、と。

■ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

12歳に聞きはじめたボブ・ディランからまず正義感を学びました。世界の見方はそれでかなり変わったと思います。21世紀の今こそ正義感が不可欠で、年齢を問わず彼の音楽を皆に紹介したい。

■真島昌利 ザ・クロマニヨンズ/ましまろ(ロックンローラー)

生ギター1本でも世界を吹っ飛ばすロックンロ?ルができる事を、

僕に教えてくれた人。

■みうらじゅん(イラストレーター)

あぁ、何てカッコイイんだ! ディランがロック。ベスト盤はあくまで入り口だから、もっとディランを掘って掘ってほりまくれ!

■湯川れい子(音楽評論・作詞家)

「風に吹かれて」から53年間。さほど熱心でもなく聴き続けてきて、やっと解りかけてきたようです。天才です。凄い人です。音楽は愛。ボブもラブソングに行き着くようです。

■YO-KING(ミュージシャン)

安心をくれる先輩

■ロバート・キャンベル(日本文学研究者)

13歳の頃、グレニッチ・ヴィレッジをやっと一人で歩けるようになった日にディランがニューヨークで初めて演奏した店を見つけたのをよく憶えている。入れないけど、雰囲気だけでもとずっと突っ立っていた。ディランの声と言葉で大人になった気がする。

■渡辺大知 黒猫チェルシー(ミュージシャン、俳優)

ボブ・ディランには、時代と自分を見つめる視線の持ち方、変わっていくことを恐れない強さを学んだ。素晴らしい詩、人間性溢れる声にずっとやられっぱなしです。

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
●特設ページ「HOW DOES IT FEEL?」: http://www.110107.com/Message_toD/
【リリース情報】

●『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン/The Very Best Of Bob Dylan』

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