●『ビートルズ原論』
著者:根木 正孝
出版年月日:2017/01/25
ISBN:9784880654003
判型・ページ数:4-6並製・256ページ
定価:本体1,800円+税
以下、インフォメーションより
ビートルズ誕生はロック文化の大きな分岐点であった。そして「ビートルズ現象」は当時の社会情勢の変革が大きな役割を果たしている。レコードの発達、ハイウェイの整備、次々と開局するラジオ局、テレビがもたらした新しいライフスタイル、ベビーブーマーの台頭…。
来日から50 年。1960 年代という時代から分析する、新しい「ビートルズの教科書」誕生。
<目次>
1章 ビートルズを誕生させた時代背景
1 ビートルズ以前の米国ポピュラー・ミュージック・シーン
2 ビートルズ以前の英国ポピュラー・ミュージックとその背景
3 ベビーブーマーの台頭
4 新しいメディアの発達とポピュラー・ミュージック
2章 ビートルズ・ブームを創り出したもの
1 ビートルズ、デビューまでの道程
【エピソード1 奇跡の日のクォーリーメン・ライヴ音源登場】
【エピソード2 初期ビートルズ・リハーサル音源】
【エピソード3 ビートルズ・イン・ハンブルグ】
2 デッカ・レコード・オーディションとBBCオーディション
3 ビートルズ・ブームの真相
【エピソード4 グレード兄弟とビートルズのその後】
3章 新しい文化の創造者としてのビートルズ
1 ロック映画としての『A HARD DAYʼS NIGHT』
2 『A HARD DAYʼS NIGHT』の影響力
【エピソード5 誰もみることのないビートルズ映画】
3 新しいミュージック・ビジネスの構築
4 ロックンロールからロックへ
5 カウンター・カルチャーとしてのロック
4章 ビートルズの解散
1 1968年の世界情勢の大きな変動
2 1968年以降のビートルズの動向