四半世紀ぶりに復活を遂げた『BURRN!JAPAN』の刊行を記念して、11月22日に新宿のネイキッドロフトにて開催された<『BURRN!JAPAN』復活記念 ジャパニーズ・メタル・トーク・セッション>。レポートが到着しています。

写真左より大谷愼吾氏(UNITED)、増田勇一氏、広瀬和生(BURRN!編集長)、若井 望氏、土屋京輔氏
四半世紀ぶりに復活を遂げた『BURRN!JAPAN』の刊行を記念して、同誌の制作に全面的に関わった増田勇一氏、土屋京輔氏と広瀬和生(BURRN!編集長)の三人に、大谷愼吾氏(UNITED)、若井 望氏が加わったトーク・セッションが11月22日新宿ネイキッドロフトにて開催された。
広瀬:早速ですが、復活BURRN! JAPAN、この号の再版が決定しました!
増田:近頃珍しいですよね。
広瀬:しかも早い!昨日発売ですから。
増田:めでたいですね。
広瀬:じゃ増田さんの音頭で。
増田:BURRN! JAPANも復活しましたし。ジャパニーズ・メタルに明るい未来が来ますように祈念して乾杯をしたいと思います。乾杯!
(場内全員:乾杯!!?拍手)
若井:私は今日はオレンジ・ジュース(笑)。アルコールだと何を話すかわからないので。
増田:大谷さんはビール何杯目ですか?
大谷:もう三杯目(笑)
広瀬:では、BURRN! JAPANの話を。今年の2月頃かな日本のハードロック、ヘヴィメタルに特化したBURRN! JAPANってむしろ今こそ必要とされているんじゃないかなと思っていて。あの雑誌は実質、増田さんが編集長だったんですよね。
増田:当時は一人で作ってたようなところがありましたからね。
広瀬:今年になって、復活させようとした頃は増田さん忙しそうで。
増田:ガンズの単行本とか。
広瀬:ガンズの原稿早く書いて欲しかったから、とりあえず最初土屋さんに話をしたんです。
土屋:僕、ヒマでしたから。
広瀬:そこで、土屋さんとBURRN! JAPANやろうということになり、増田さんにも話を持ってくことになるんですけど、増田さんには他にもいろんなことを頼んでいて大丈夫かな…と思ったんですが、"喜んで"ということでOKに。で、復活最初の表紙巻頭はやっぱりLOUDNESSかな…と。
増田:(場内に)今回の掲載ラインナップってご納得いただけましたか?復活一発目ということで、
広瀬:タイミング的にはいろいろあるんだけど、最初はLOUDNESSだと思っていたんです。BURRN!本誌の表紙も日本人初は高崎 晃だったし、BURRN! JAPANも復活一発目は高崎さん/LOUDNESSだと。最初、そのタイミングはいつかねぇ…と話していた気がします。
増田:そうですね。そこで、35年周年であるとか、同じタイミングでどんなバンドがどんな動きをしているのかのリサーチが始まったんです。BURRN! JAPANは復活第一号で終わるわけではないので、ここから始まるためにもおさらいをしなくてもいいように、歴史のある方には歴史を語っていただくという所から始めたかったというのもあります。この後どんどん転がっていけば、その時々のタイムリーな記事が載ると思うんですけど、やっぱり一発目は歴史的な共通認識を持ってないと。
広瀬:そうですね。ラインナップに関しては、BURRN!にいつも載っているアーティストよりちょっと違うんだというのは出したかった。
増田:最近クラシック・ロックという言葉がよく使われてますけど、ジャパニーズ・メタルのクラシック、核になっている人たちを主体にしたかった。
広瀬:本誌の方では、リリース・タイミングでどういうプロモーションをするかというレコード会社の意向もあって、なかなかインタヴューを受けてもらえない場合があるんです。だから、ここで増田さんや土屋さんにやっていただくと、今までのパイプがあってミュージシャン・サイドと直で話ができる。僕が直で話ができるのって、柴田さんと本間さんくらいしか…。
(場内爆笑)
増田:直で話ができるからあそこまでの話が出てくるんですけどね。僕は昔、柴田さん怖くて直では話せませんでしたから(笑)。
広瀬:レコード会社が間に入ると、例えば取材のオファーとかに関しても正しい話がアーティストに伝わっていなかったり、誤解があったりすることが多々あるんです。
増田:掲載している/していないという背景にはそういうこともあって。
広瀬:じゃあアーティストと直接話をしろよってなるんですけど、それをするとレコード会社が怒るんです。だから僕は直接取材のオファーをしないのでパイプがない。一方増田さんや土屋さんはフリーランスということもあって、直もしくはそれに近いマネージメントと話せるかなと。だから二人の力は絶対必要だなと思いつつ。BURRN!に載っていないアーティストを載せるためには、そういうことが必要だと思ったわけです。
増田:作ろうってなってからアーティストの選択は早かったですよね。インタヴューはこの三人でやっているので、そこでの打ち合わせで一気に決まりました。
広瀬:昔のBURRN! JAPANは中に企画物のモノクロのページがあったりしてましたけど、今回、やっぱり本誌とは違う別冊はオールカラーにしたかったんです。ライヴ写真ひとつにしてもやっぱりカラーの方が情報量が多いですし。
増田:スペシャル・イシューなんだからページ数を減らしてもオールカラーにした方がいいって話をしましたね。
広瀬:今後もっとひんぱんに出していくとなると、アーティストのヴォリューム感とかも変わってくると思うんです。
増田:情報が必要になってきますから。
広瀬:ひんぱんに出していくつもりなんで。
増田:"ひんぱんに出していく"とおっしゃいましたね(笑)
(場内爆笑)
土屋:このあいだ、"季刊で出したい"って言うので、"死んじゃうから止めてくれ"って言ったんです(笑)。
広瀬:それ、まだ編集部の人に言ってないんだけど、基本的には土屋さんと増田さんと僕でやろうと思っていて、その間編集部の人には別の洋楽系の何かを出してもらおうと。ま、ぶっちゃけ本誌に載せて欲しいっていう日本のバンドのプロモーションがあったとき、「本誌ではできないけどBURRN! JAPANがあります?」みたいなことで受け皿にするのは嫌なんです。日本のバンドはBURRN! JAPANに載せとけ?みたいなのは僕は嫌なんです。それはこのあいだ土屋さんが先に僕に言いましたよね。
土屋:そういう話をしました。
広瀬:僕もまさにそう思っていたので。BURRN!に対して、「洋楽の雑誌なのに、なぜ日本のバンドをたくさん載せているんですか?」という批判はすごく多いんですよ。
増田:未だにあります?
広瀬:ものすごく多いんです。「日本人ばっかり載せてるから買いません」とかいう人もいるらしい、でも、アンケートとかにそう書いてくる人がいたとしても、やっぱりタイムリーに本誌で読みたい人もいるわけです。だからそういうアーティストは本誌に掲載していきます。常々思っているのはBURRN!は専門誌だけど雑誌なので、隅々までは読まれない…ということもあります。
増田:読み捨てっていう言葉は良くないですけど、それを覚悟で作るものでもあるんです。
広瀬:雑誌は単行本でも、スペシャル・イシューでもないから、いろいろな記事が載っている中で、これは必要ないなというのがあっても仕方がないと思うんです。週刊文春や週刊新潮を全部隅々まで読もうとすると一週間かかっちゃう、「そんなことはしないでしょ」という感覚で作るというのは雑誌ではアリなんですよ。もちろん「隅々まで読みたい人には、"隅々まで読んで価値のある"雑誌を作りますけど」という感覚。だからBURRN!本誌にはいろんな記事が雑多に載っている。だけど、BURRN! JAPANってせっかく銘打ってやるからには、METALLIONのジャパニーズ・メタル特集ではないわけですよ。
増田:書籍と雑誌の中間のムックという扱いで、長く書店に置いていただける保存版に近いもので。
広瀬:いや、本当にこのBURRN! JAPANは保存版ですよね。大谷さん読みました?
大谷:高崎さんのインタヴューを真っ先に読んで、自分のところはその次でしたね。
(場内爆笑)
大谷:読んでびっくりしたんです。だってまさかカラー6頁で載ってるなんて。
増田:最初に写真を送ってもらったら、ライヴ写真で顔が見えてないんです(笑)。ダメで??す!って連絡したら。
大谷:たまたま直近のライヴを撮ってくれたカメラマンから貰っていたカットがあってそれを送りました。あと、ちょうど自分たちのアーカイヴ用にと昔の写真をネガとかポジからスキャンしていたので、懐かしい上野公園でのカットとかも出てきてて。
広瀬:こういうヴォリューム感のある記事をザクッザクッと作っていきたかったんです。
増田:ちまちました構成じゃなくて。
広瀬:前の方を充分スペースを取っていったら、僕の柴田さんの記事がいつもより短いような気がして。
増田:充分長いんですけど(笑)。若井さんも読んでくださったんですよね。
若井:私も元からジャパニーズ・メタルは大好きなんで。
増田:ご購入してくださったというのは本当ですか?
若井:そうです。フラゲして拝見しました。
広瀬:今をときめく浜田麻里バンドのギタリスト!
増田:当然、麻里さんの記事から読んだんですよね。
若井:そこは伝統に従って1頁目のLOUDNESSからきっちりと読みました。
土屋:今日も、「遊びに来てくださいよ」って言ったら、「行きますよ」ってこの人ちゃんとチケットを買って来てくれたんです。開場時にいましたからね(笑)。
若井:誰よりも早く来るつもりで(笑)。
広瀬:本は全部読みました?
若井:僕はBURRN!も一時期定期購読してましたから。そもそも活字の媒体が好きで。
広瀬:今回はどのくらいまで読みました?
若井:一通り全部。柴田さんのインタヴューも読ませていただきました。僕はいろんな先輩バンドの方々のお手伝いをさせていただくときとかに、当時の話を聞くんですけど、そういうことがこの一冊の中でもすごい繋がっていくんです。一つ一つの証言が繋がるのが面白くてしょうがない。歴史の証言者に話を聞きながら自分が歴史の教科書を検証するっていう感じですね。
増田:こちらが仕込んだわけでもないのに、話がリンクしてるんですよ。
広瀬:僕は二人の原稿を両方貰うからそのリンクが本当に面白くて。まさにこれは「ジャパニーズ・メタルの真実」ですよ。マーシーさんのインタヴューで関西メタルではシェラザードと山水館がものすごい影響力があったとか、柴田さんにブラック・ホールのことを聞いてたら、森重さんのインタヴューに繋がっていって、それが北海道のバンドシーンの流れからイエロー・モンキーへと。
増田:誌面の中でもどんどん繋がっていって、僕らとしても結果としてわかって面白かったですね。
この後も当時のジャパニーズ・メタル・シーンでの出来事の背景・内幕などが次々と詳細に語られ、場内は白熱。途中休憩を挟み(場内からの質問を受けながら休憩を取る緩やかさ)、後半へ。
広瀬:今回の号で、最初X JAPANのインタヴューが取れるかもしれないって話があったんですよね。
増田:3日間行われたVISUAL JAPAN SUMMIT2016の最中に。でも朝の9時10時に始まって、夜11時くらいまでライヴがあって、その間YOSHIKIは他のバンドに飛び入りしたり、ニコ生に出たり、海外のプレスの対応にも追われたりでインタヴューできる状況じゃなかったんです。
広瀬:当然のことながら海外のメディアは大事にしてますからね。ということで、2月くらいから準備していたBURRN! JAPANは最後の入稿が本当に大変で。増田さん週末はライヴに行くので原稿が来なくて。
増田:LOUD PARKもあったし、VISUAL JAPAN 、KNOTFEST JAPANとあって。
広瀬:VISUAL JAPANでYOSHIKI取材を予定していたので、その分は頁が空いているわけですよ、で、フェスの直後が本来は校了というスケジュールで。他にもいくつか原稿が来てなくて。土屋さんが全部入れてくれてれば…。
土屋:僕も結構マイペースで。
増田:原稿を熟成するタイプ。
土屋:そうですね。だいたい僕はいつも一番遅いアンカーですから。
広瀬:今作っているBURRN!は土屋さんの原稿が伊藤(政則)さんより早かったんでびっくりしました(笑)。で、さっきまで伊藤さんの原稿を待ってる間、増田さんのメタリカのディスコグラフィを校正してました。
増田:ありがとうございました。ということでみなさん、BURRN!次号はメタリカですよ。
広瀬:次号も特大号でメタリカ巻頭カラー29頁。
大谷:僕はメタリカからスラッシュ・メタルを教わったんです。それまでいろいろ洋楽を聴いてたんですけど、メタリカのファーストは脳天をぶっ叩かれた感じで、すぐにセカンドを聴いて。それが18歳くらいの頃、UNITEDに入る前で、本当にギターを練習したのはメタリカで。
増田:大谷さんルックスからして変わりましたからね、最初会った頃は金髪で。
大谷:昔のBURRN! JAPANのモーリさんが表紙の号で、当時いたロンメルっていうバンドでのインタヴューが載ってます。
増田:最初のインタヴューのときは松葉杖をついてきて。
大谷:バンドに入って早々酒飲んでケンカして技をかけられて…。その話も今回のBURRN! JAPANに載ってます。そんなことから、現在のUNITED、これからのUNITEDについても話してます。
増田:すごい!そうやってまとめて喋れるようになった。
(場内大爆笑)
増田:若井さんはジャパニーズ・メタルを聴いたのはどの辺なんですか?
若井:まずは高校でディープ・パープルから入って、掘り漁ってLOUDNESSとかも区別なく聴くような世代で。
増田:じゃあ70年代から90年代までが一緒くたになっていて。
若井:そうです、その中でLOUDNESSというのがスゲエって盛り上がって。だからジャパニーズ・メタルというシーンがあったんだというのを後から知ったんです。楽器を始めた頃はリッチーがギターを壊しているのを見て、ああなりてぇって思ってました。その後憧れたギタリストはブリザードの松川さんで、この業界に入るきっかけになったのはガルネリウスで歌われてる小野正利さんの現場に付いてローディをやっていたので。
そこからまた新たなジャパニーズ・メタル人脈繋がりの話題が次々と展開された。
増田:次号以降のBURRN! JAPANにも登場してしかるべき人がたくさんいるわけですよ。是非みなさんにもご意見をいただきたいです。
広瀬:そうなんです、誰が載っていて欲しいか。これは我々だけではわからない。リリース・タイミングでのインタヴューというのは、当然音源の話になるので、それはそれで知りたいことなんだけど、そうじゃない話を聞きたいという需要があるのかどうか正直わからないんです。
増田:インタヴューって面白いのがいいと思うんです。新しい情報があるのも大事ですけど、それが事務的に説明されているのってつまらないじゃないですか。
広瀬:増田さんも土屋さんもそうだと思うんだけど、僕がそうだから。インタヴューが終わって相手から「いやぁ今日のは面白かった」って言われるのが一番いい。
増田:そうですね。相手もすごくいい話をした気分になっている。
広瀬:「こういう話は今まで聞かれたことがなかったし、今日は面白かったよ」と言われると一番楽しいですね。で、僕らはそう思っているけど、読者がどう思うか。
増田:プロデューサーのことをもっと語って欲しい…というのは、僕としては二の次なんです。
広瀬:メタリカのインタヴューで、新作のプロデュースのことや、前作との違いや今回の曲順のこととか歌詞について聞くのはもちろんなんだけど、そうじゃないメタリカのこれまでの歴史について、今改めてどう思うかって聞きたいタイミングってあるじゃないですか。
増田:ありますね。
広瀬:僕らはバンドのことを書くときは自分の思い入れで書くじゃないですか。
増田:そうそう。ディスコグラフィって正しいことが大事なんですけど、その人の見解がなかったらつまらない。
広瀬:僕はそういうのを読みたいですね。BURRN! JAPANはそういうものにしていきたい。誰かがこのアーティストのことをどう考えているかとか、読み物はいらないから、タイムリーな情報を知りたいっていう人もいるんですよ。でも僕はそんなんじゃないなと思ってます。ね、土屋さん、後は引き継いでBURRN! JAPANをどうするのかまとめてください(笑)。
土屋:「なんで◯◯は今回は載ってないんだ?」という声はあると思うんです。それは毎回あることで、「こんなバンドを載せて欲しい」という読者のみなさんの声は大事ですが、それを全部叶えるわけにもなかなかいかないので、実際具体的な反響を作り手側にわからせて欲しいですね。読者ハガキとか付いてないですけどBURRN!のTwitterのアカウント宛てとかに送っていただければ。
増田:こういうのが出てよかったって声はすごく届いてくるんですね、だから土屋さんもそうだと思うんですけど、自分の贔屓のものを載せるより、「これを今、記事にできなかったら思い残すことになるぞ」っていうものをやるとこってあるじゃないですか。特にフリーで活動している僕らってそういうところがあると思うんですよ。
広瀬:お二人の編集後記原稿を読んですごくうれしかったんです。BURRN! JAPANを本当に自分の本として考えてくれて、次のことも考えてくれて。二人が今回与えてくれたものを僕は全力で受け止めたつもりでもいるし、今度からもこれで作っていきたいと。本当に熱いものをくれたと思ってます。
(場内大拍手)
土屋:ギャランティもらえばやりますけど。
(場内大爆笑)
広瀬:些少ですけど。
増田:こちらの思いとかをちゃんと受け止めてくれる媒体があるというのは、とてもありがたいことなので。
土屋:最初の話に戻るかもしれませんが、今回の掲載アーティスト選択は個人のゴリ推しではなくて。
増田:みんなで意見交換した中で、これは誰がやったらいいだろうって考えて。
広瀬:三人の編集会議で。
増田:そういう結果で生まれた本なので、誰かの独断ではなく話し合いで進めていければいいなと思ってますし、次はいつという確約は今はせずにいますが。
広瀬:それは三人で決めましょう。
増田:編集長の頭の中では次号はいつ頃と考えてますか?
広瀬:ま、春ですよね。
(場内大拍手)
増田:春までには、この号に載ってるいろんなバンドの動きもあるかもしれませんし。
広瀬:そうですね。中身を決めつつ表紙を誰にしようかとなったときには、皆さんからのフィードバックが。
増田:求められるものを作りたいですし
土屋:一方通行ではなく。
増田:これから先ジャパニーズ・メタルがどうなるかというのはわかりませんけども、BURRN! JAPANはBURRN! JAPANのスタンスで続けていく…そう解釈してよろしいでしょうか?
広瀬:いいと思います。
(場内大拍手)
土屋:一度BURRN!主催でフェスとか…。媒体で見たいですけど、やっぱり生の演奏がありきだと思いませんか?そういうのがあれば日本のヘヴィメタルももっともっと盛り上がる気がしますけど、どうでしょうか。
増田:土屋先輩、乗っかっていいですか?
土屋:はい。発売記念ギグとか。
広瀬:メディアの役割って「あなたたちが知らないこんな素晴らしいものがありますよ」って紹介することだと思うんです。受け手でも作り手でもない、間にいることができる唯一の立場がメディアだと思うので、例えばアウォードだったりフェスだったりもできるし、それは普段の記事の書き方だったりもするんです。BURRN!は今までそういう企画が無さ過ぎたので、採算が取れるような形で企画を立てて頑張りたいと思います。
増田:そういうことで皆さまお楽しみいただけましたでしょうか?
(場内再度大拍手)
三人:ありがとうございました。